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12月16日-03号

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  1. 糸満市議会 2021-12-16
    12月16日-03号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和3年第10回糸満市議会定例会会議録令和3年12月16日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長      當 銘 真 栄    副市長     神 谷 和 男   教育長     幸 地 政 行    総務部長    福 元 信 美   企画開発部長  徳 元 弘 明    市民健康部長  島 根 辰 也   福祉部長    金 城   満    経済部長    兼 城 浩 康   建設部長    大 城   拡    水道部長    伊 敷   勝   消防長     平 田 徳 明    教育委員会   金 城   秀                      総務部長   教育委員会   與那覇 正 樹   指導部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 議案第114号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第8号) 日程第3 議案第119号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第9号) 日程第4 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時01分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) この際「諸般の報告」を行います。 12月16日付、市長から今期定例会に付議する追加議案の送付がありました。 以上で諸般の報告を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第114号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) おはようございます。それでは民生委員長、委員会の報告を行います。本委員会に付託のありました議案第114号について、委員長報告を行います。 △議案第114号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第8号)。 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ7億1,932万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ324億9,795万1,000円とするものであります。 歳出3款2項1目児童福祉総務費において、子育て世帯への臨時特別給付金事業(先行給付金)7億1,932万1,000円が計上されております。これは18歳以下の児童を養育する子育て世帯に、児童1人当たり5万円の現金を支給するためのものであります。 委員より、支給のスケジュールはどうなっているかとの質疑があり、当局より、16日に議決を頂ければ、9月分の児童手当受給者には12月27日に振込予定であるとの説明がありました。 審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第114号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第8号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第119号「令和3年度糸満市一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。 △本案に対する提案理由の説明を求めます。 ◎市長(當銘真栄) おはようございます。今定例会にこれまで28件の議案等を提出しましたが、本日新たに議案1件を提出しましたので、その概要及び提案理由を御説明申し上げます。なお、金額の説明については、1万円未満の端数を省略させていただきます。 議案第119号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第9号)。 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ7億1,388万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ332億1,183万円とするものであります。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表のとおりであります。 補正の主な内容について歳入から申し上げますと、16款国庫支出金を増額しております。 次に歳出について申し上げますと、3款民生費に子育て世帯への臨時特別給付金事業(追加給付金)を追加しております。 以上、追加議案1件について、その概要及び提案理由を御説明させていただきました。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 なお、本案については、先議案件として御審議していただきますようお願い申し上げます。 ○議長(金城寛) 本案に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第119号については、民生委員会に付託いたします。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 「一般質問」を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆8番(金城一文議員) 議場におられる皆様、インターネット中継を御覧の皆様おはようございます。12月定例会、そして今回の任期トップバッターでの質問をさせていただきます。その前に一言所見を述べさせていただきたいと思います。このたび私は11月14日に行われました糸満市議会議員選挙におきまして2期目の当選をさせていただきました。私にお寄せ頂きました市民の皆様の熱い御期待に沿えるよう誠心誠意頑張っていく所存でございます。西崎地区への消防署分署の設置をはじめ、お約束した課題を実現できるよう当局の皆様並びに議員の皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。では、通告書に従いまして質問をさせていただきます。 件名1、消防行政について。先日西崎地区において痛ましい事故があり、貴い人命が失われました。関係者からはこの事故に対し未然に防ぐことができたのではないかとの声が寄せられております。火災を消火することも大事ですが、予防することもまた重要なことだと思います。同じような事故が二度と起こらないような体制づくりが必要であると思います。また冒頭でも申し上げましたように、私の議員としての一番の目標は市民の皆様の安心安全のために西崎西部沿岸地域に消防署の分署を設置することであり、私に投票していただいた多くの方々がそのことを希望し私に託していただいたものと思っております。そこで伺います。小項目1、指導体制について。ア、爆発事故のあった当該施設にこれまで何回指導しましたか。イ、どのような指導内容ですか。ウ、再発防止にはどのような対策が必要ですか。 小項目2、国道331号糸満高架橋での火災について。ア、国道331号糸満高架橋の上で自動車火災がありましたが、現場到着まで時間はどれくらいかかりましたか。 小項目3、消防広域化について。ア、広域化における県の担当部署はどこになりますか。 件名2、商工行政について。市内の商工業は依然として厳しい状況が続いています。また各家庭においても経済的に厳しい状況は変わりありません。そんな中実施されたプレミアム商品券が予想以上の売行きで完売してしまい、買うことができなかったと嘆く方々が大勢おられました。そこで伺います。小項目1、プレミアム商品券事業について。ア、進捗状況はどうなっていますか。 先日行われました市民清掃に多くのボランティアの方々が参加されました。大変お疲れさまでした。私もなるべく参加するようにはしていますが、参加されている方の中には業者の方々が多く見受けられます。休日にわざわざ来られているのか、仕事中に来られているのかは分かりませんが大変ありがたいことだと思います。このような奉仕の心を持った方々に市として何らかの形で感謝の心を示すべきではないかと思います。決して見返りを求めて参加しているわけではないと思いますが、市としてできる限りのことをすべきであると思います。そこで伺います。小項目2、市内事業所の経済活性化について。ア、ボランティア活動をした業者への入札時における加点はどうなっていますか。イ、市内事業所への優先発注はどうなっていますか。 9月定例会でも御指摘いたしましたが、海産物をはじめとした地場産品の消費喚起や市内商工業者等活性化を目的とした特産飲料等の開発について、市民の皆様からお問合せがあります。海産物の消費拡大や商工業の発展に大きく寄与できる商品の開発に大きな期待を寄せているからであると思われます。そこで伺います。小項目3、特産品開発について。ア、進捗状況はどうなっていますか。 件名3、水産行政について。新型コロナウイルス感染症の勢いが縮小傾向にあり、ある程度落ち着いてきております。漁業関係者にとってもこれまで失われた経済的損失を取り戻せるかに見えたのですが、8月に発生した小笠原諸島の海底火山噴火を受け、それに由来すると見られる軽石が糸満市にも押し寄せ、漁業関係者は出漁を控えざるを得ない状況に追い込まれています。被害を受けた関係者には何らかの救いの手を差し伸べなければならないのではないでしょうか。そこで伺います。小項目1、軽石問題について。ア、被害状況はどうなっていますか。イ、被害への対応はどうなっていますか。 件名4、新型コロナウイルス感染症対策について。市民の皆様は感染症拡大防止に細心の注意を払っておられます。また市長をはじめ、市職員の皆様がワクチン接種に毎週のように従事されていた御努力のたまものであると思います。しかしながら、海外においては新たな変異株の発生とそれに伴う感染拡大に歯止めがかからない地域があります。治に居て乱を忘れずといいますが、感染症を未然に防ぐために今のうちから対策を練っておくことが必要であると思います。そこで伺います。小項目1、ワクチン接種について。ア、現在のワクチン接種の状況はどうなっていますか。イ、いわゆるブースター接種についてはどう考えていますか。 件名5、市民生活行政について。今回の選挙を通して様々な方から御意見を頂きました。その中には公園の遊具の不備や公民館のフェンスの故障など、そこで遊ぶ子供たちの安全に直結するものも多くお寄せ頂きました。たまに全国ニュースで塀が倒れ子供が下敷きになったというような痛ましい事故を見受けますが、そのような事故をこの糸満市で見たくはありません。危険箇所の補修を早急に進めていただきたいと思います。そこで伺います。小項目1、市内の公園・公民館の安全について。ア、公園や公民館の危険箇所を把握していますか。 また糸満ロータリー南側の地域に住む方から自宅の前の道の排水路がいつまでたっても整備されない。一体いつになるのかとのお声を頂きました。そこで伺います。小項目2、糸満ロータリー南側の地域の側溝整備について。ア、側溝が未整備の通りがありますが、整備計画はどうなっていますか。 件名6、情報公開制度について。さきの定例会でも提案されました糸満市情報公開条例の改正について今議会でも上程されています。市民の大切な権利である情報公開制度に制限のかかることですので慎重に審議されるべきものであると思います。市民が不利益を被ることのないような制度を望みます。そこで伺います。小項目1、本定例会に提案のある糸満市情報公開条例の改正内容について。ア、今回提案された改正内容はどのようなものですか。イ、条例改正によって市民が不利益を被ることはないですか。 件名7、市制施行50周年について。今年12月、我が糸満市は市制施行50周年の節目の年を迎えました。本来であれば、盛大な記念式典で大いにお祝いしたいところですが、この御時世ですので致し方ないのかもしれません。今後、感染状況が落ち着けば様々な事業で50周年をお祝いしてほしいと思います。そこで伺います。小項目1、市制施行50周年記念事業について。ア、今後の実施予定事業はどのようなものがありますか。イ、50周年事業を実施する期間はいつ頃からになりますか。 件名8、教育行政について。先日、娘の通う保育園から小中一貫校についてのアンケートの協力依頼が届きました。距離的に高嶺小中学校に通わせることはできませんが、なかなか興味深い内容でしたので、小中一貫校に興味を持たれている保護者も多いのではないでしょうか。そこで伺います。小項目1、小中一貫校について。ア、進捗状況はどうなっていますか。 給食センターの建て替えの早期実現も市の抱える問題点の1つであります。子供たちの健やかな成長と食の安全の確保のために早めに取り組まなければならないことは言うまでもありません。財政的な負担の軽減と早期の建設を両立させる方策を一刻も早く決めていただきたいと思います。そこで伺います。イ、PFI導入等可能性調査の中で給食センター整備はどうなっていますか。 以上、質問を終わり再質問は質問席より行わせていただきます。当局の誠意ある答弁を求めます。よろしくお願いいたします。 すみません。ア、整備のスケジュールはどうなっていますか。抜けていました、すみません。よろしくお願いします。 ◎市長(當銘真栄) 金城一文議員御質問、件名2、商工行政について、小項目3、特産品開発について。ア、進捗状況についてお答えします。 進捗状況については、糸満市特産飲料等開発・販路構築事業として参加事業者の公募を行い、10月に企画開発事業者及び製造事業者との委託契約を締結し事業を開始しております。これまでに2回の試作品開発を終え、現在最終となる3回目の試作やラベル、パンフレットなど印刷物の作成に取り組んでおります。また11月には市内の飲食店など約60店舗に対しアンケート調査を実施しました。その結果、回答のあった店舗のうち8割以上が本事業で開発された製品を、ぜひ取り扱いたい、または、取扱いを検討したいという前向きな意見であるという回答を得ております。引き続き魅力的な製品の開発と販路構築に向けて取り組んでまいります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) おはようございます。金城一文議員の御質問、件名8、教育行政について。小項目1、小中一貫校について。ア、進捗状況についてお答えいたします。 教育委員会では令和元年度に糸満市小中一貫教育基本計画を策定し、令和6年度に高嶺中学校区における施設一体型小中一貫教育校、そのほかの中学校区においては令和8年度をめどにそれぞれの形態に合わせて、施設隣接型小中一貫教育校施設分離型小中一貫校としてスタートする予定となっています。小中一貫校の導入に向けて必要な事項を検討するために、令和2年度に学識経験者を中心に小中一貫教育推進委員会、地元地域の代表者を中心とした高嶺小中一貫教育校準備委員会を設置し、様々な議論を重ねているところです。また高嶺小・中学校区の地域住民に対して、(仮称)糸満市立高嶺小中一貫教育校における教育活動案について説明を行い住民の意見を拝聴しました。今後は推進委員会、準備委員会、地域住民の意見を取りまとめ、令和3年度末には提言書としてまとめ、教育委員会へ提言を行う予定としております。 ◎消防長(平田徳明) おはようございます。御質問、件名1、消防行政について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、指導体制について。ア、爆発事故のあった施設にこれまでに何回指導したかについては、これまでに4回ほど現場状況調査や立入検査を実施し指導しました。事故の翌日には沖縄県警及び那覇労働基準監督署、南部保健所と合同にて実況見分や事故の原因調査を実施しております。 次にイ、どのような指導内容かについては、今後、炉の使用については安全対策を徹底し、絶対に死亡や重篤な事故を起こさないよう取扱いマニュアルのとおりに使用するよう事業所に指導しました。 次にウ、再発防止にはどのような対策が必要かについては、現在事故があった炉は使用されておりませんが、炉を使用する場合には使用前の点検や使用後の炉内部のガス発生状況等を確認し、今後このような事故が二度と起こらないよう従業員が作業手順を徹底し炉の監視及び安全確認等の対策をしっかり行うよう指導しました。また事業者としても事故原因を究明し再発防止の取組を徹底していくと説明を受けました。 小項目2、国道331号糸満高架橋での火災について。ア、糸満高架橋での車両火災の現場到着までの時間はどれぐらいかについては、現場までに12分で到着しております。 最後に小項目3、消防広域化について。ア、消防広域化における県の担当部署はどこかについては、沖縄県知事公室防災危機管理課が担当部署となっております。
    ◎経済部長(兼城浩康) おはようございます。御質問、件名2、商工行政について。小項目1、プレミアム商品券事業について。ア、進捗状況についてお答えいたします。 進捗状況については、本事業は商品券による消費喚起と市民生活を支える目的として昨年度に続いて実施しております。実施に当たっては、前回の販売が伸び悩んだことから販売窓口の拡充、価格設定、周知方法等の改善に努め、既に商品券の販売は終了しております。しかしながら、予想以上の売行きにより購入できなかった多数の市民からは本事業の在り方等について御意見や御不満の声がございました。そのようなことを踏まえ、市では全ての未購入世帯を対象に商品券の追加販売を行うこととし、12月中には販売が開始できるよう調整を進めているところであります。 次に御質問、件名3、水産行政について。小項目1、軽石問題について。ア及びイについてお答えします。小項目1、ア、漁船への被害状況については、糸満漁協に確認したところ10月中旬から出漁を控え、11月末時点で所属漁船の約8割が出漁を自粛しているとのことです。出漁自粛による被害金額については算出されておりませんが、軽石のフィルター吸い込みによる漁船の被害は7隻あったとのことです。 次にイ、被害への対応については、市としては県及び国に対し次のことについて対策の要請を行っております。1点目に軽石の漂流・漂着の早急な除去等を行うこと。2点目に自治体等が独自に除去・清掃作業等を行った際の費用負担。3点目に軽石の漂流予測等の最新情報の提供。4点目に軽石被害による水産及び観光関連事業者等への経済的損失への支援。5点目に軽石関連の被害の補償制度の拡充について要請しております。また本市独自の支援策として漁業支援のため11月26日からふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを実施しており、糸満漁協を通して漁業者支援に活用する方策を講じています。 ◎総務部長(福元信美) おはようございます。御質問、件名2、商工行政について。小項目2、市内事業所の経済活性化、ア及びイについてお答えいたします。 小項目2、ア、ボランティア活動をした業者への入札時における加点については、本市建設工事入札参加資格審査及び等級格付基準、総合評点において、地域貢献(ボランティア)活動による加点を実施しております。 次にイ、市内事業所への優先発注については、指名競争入札の事業者を選定する指名審査会において適正な競争原理の下、公平性を確保しつつ地元業者の受注機会の確保に努めているところです。 次に御質問、件名6、情報公開制度について。小項目1、情報公開条例の改正内容について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、改正内容については3点の内容について改正しています。1点目は公文書の開示請求者に対し本条例の目的から逸脱し、社会通念上適正な権利行使と認めることができない公開請求を権利の濫用と定義し、それに該当した場合は公開請求を拒否する内容を追加しています。2点目は実施機関に対し権利の濫用の拡張解釈を禁ずる内容を追加しています。最後に開示決定後に開示を受けないなど開示請求者が正当な理由もなく開示を受けない場合に限り、一定の期間経過後に公文書を開示したとみなす内容を追加しています。 次にイ、条例改正によって市民が不利益を被ることはないかについては、実施機関が権利の濫用と判断し情報を不開示とした場合、開示請求者はその内容に不服がある場合は糸満市情報公開審査会へ審査請求を行うことができますので、市民が不利益を被ることはないと考えております。 次に御質問、件名7、市制施行50周年について。小項目1、市制施行50周年記念事業について。ア、今後の実施予定事業及びイ、実施期間については関連するので一括してお答えいたします。記念事業につきましては令和3年度から令和4年度にかけて実施することとし、今年度、市制施行記念日である12月1日には名誉市民顕彰式を実施いたしました。今後はコロナウイルスの感染状況を見ながらではありますが、1月に市制施行50周年記念植樹、2月に市勢要覧の発行と市民参加型のロゲイニング事業、また文化協会による組踊「月の豊多」の実施を予定しております。そのほか平和の光事業、糸満フェア、糸満市長杯沖縄・静岡ドッジボール交流大会2021などを実施する予定です。また令和4年度においては市制施行50周年記念式典・祝賀会及び市政功労者表彰式をはじめ、市制施行50周年記念市民提案型事業、糸満市子ども文化芸術事業、子供議会などを実施する予定です。 ◎市民健康部長(島根辰也) おはようございます。御質問、件名4、新型コロナウイルス感染症対策について、小項目1、ワクチン接種について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、現在のワクチン接種の状況については、12月13日時点で市民全年代を対象とした場合、1回目接種率が66.7%、2回目接種率が65%となっております。また12月11日時点の県内の全年代を対象とした接種率は、1回目接種率が68.3%、2回目接種率が67.1%となっております。 次にイ、いわゆるブースター接種については、沖縄県では感染爆発の第5波が収束し、医療機関も落ち着きを見せ経済活動の復興へ向けた取組が加速していますが、新たな変異株の出現など依然として予断を許さない状況にあります。引き続き、新型コロナウイルス感染症予防に取り組むことが重要となります。追加接種についての国からの説明では、1、2回目接種以降に感染予防効果が経時的に低下、また、高齢者においては重症化予防効果についても経時的に低下する可能性を示唆する報告等を踏まえ、感染拡大防止及び重症化予防の観点から現時点では追加接種は2回目接種から8か月以上経過し、接種を希望する18歳以上の者に対しワクチン接種を実施するとされており、本市においても8か月経過した方から順次ワクチン接種できる体制確保に努めております。 次に御質問、件名5、市民生活行政について。小項目1、市内の公園・公民館の安全について。ア、公園や公民館の危険箇所を把握していますかについてお答えいたします。公民館については市が所有する22施設において指定管理者に管理していただいており、指定管理者の自治会からの連絡により現場を確認しながら状況把握に努めております。 ◎建設部長(大城拡) おはようございます。御質問、件名5、市民生活行政について。小項目1、市内の公園・公民館の安全について、ア、公園の危険箇所の把握についてお答えいたします。 公園につきましては、現在指定管理者(糸満市公園・体育施設管理共同企業体)に管理していただいております。定期的に巡回または市民からの連絡により現場を確認しながら状況把握に努めております。 次に御質問、件名5、市民生活行政について。小項目2、糸満ロータリー南側地域の側溝整備について。ア、未整備の通りの整備計画についてお答えいたします。当該地域は昔ながらの道路で舗装整備はされていますが、道路側溝につきましては一通りごとで飛び飛びに整備されている状況であります。しかし現在では、公共下水道も整備され生活排水による環境悪化は改善されているものと考えております。今後は雨水による冠水等の状況を見ながら整備の必要性を見極めていきたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明) おはようございます。御質問、件名8、教育行政。小項目2、給食センターの整備、ア及びイについては関連しますので一括してお答えいたします。 本市学校給食センターの建て替えに当たり、今年度は学校給食センターPFI導入等可能性調査を業務に取り組んでおります。業務としては7月に業務委託契約を締結し、令和2年に策定した糸満市立学校給食センター基本計画で示された優先建設候補地の地質調査や施設整備に当たって遵守すべき法令等について関係機関と調整しており、並行して近隣自治体との広域連携の可能性調査や民間事業者への市場調査を実施中であります。現在進めているPFI導入等可能性調査において最終的にPFIの総合判断を行い、今後どのように進めていくか今年度中に判断する予定であります。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。ちょっと中には納得できないものもあったんですけれども、再質問でお話させていただきたいと思います。 まず件名1、消防行政について。爆発事故のあった当該施設に、先ほどのお話ですと4回程度指導をされたということなんですけれども、4回も指導が必要だった現状があったということだと思うんですよ。4回やっても直らなくて事故が起きたというようなことだと思うんですけれども、これは炉の構造が悪いのか、あるいは使用の仕方が悪いのか。どちらかが原因じゃないかというふうに思うんですけれども、同型の炉を使用しているほかの事業所で同様の事故があったかどうか把握してらっしゃいますか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 同じような炉がほかにもあるかという御質問だと思いますが、県内に同様の炉がある事業所については1か所あります。その事業所からは爆発事故等が起きたというようなことは聞いておりません。 ◆8番(金城一文議員) やはりですね、ほかの関係者の方とか、また消防のOBの方からもお話を伺ったんですけれども、こういう事故が起こるというのはある程度想定されていたという方がいらっしゃるんですね。ですので、もう亡くなってしまったので次からとかそういう話ではないんですよ。もう絶対に次は起こしてはいけないので、今後このような痛ましい事故で犠牲が出ることがないようにですね、適切な指導をお願いしたいと思います。 続きまして小項目2なんですけれども、到着までに12分時間がかかったということなんですけども、これは構造上橋の上で起こったということで、近道とかそういう迂回するような時間がなかったのかなというのもあるんですけれども、やはりそれでもですね、西崎に分署があれば半分ぐらいの時間で行けたんじゃないかなというふうに思っております。ぜひ分署の設置につなげていきたいと思うんですけれども、それを受けまして広域化についてなんですけれども。先ほど県の担当部署は知事公室というふうに伺ったんですけれども、消防長は知事公室長を御存知でしょうか。個人的に御存知でしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 現在の知事公室長は、糸満市出身で同年代ということで認識をしています。 ◆8番(金城一文議員) うわさによりますと、高校の同級生であったというようなお話も聞いております。広域化を進める県のトップと広域化を求める現場のトップが、これほど近いところにあるということは糸満市にとってかなり有利なことじゃないかというふうに思います。内容についてですね、すみません、もう一度聞きたいんですけれども、本年3月に、2008年3月にまとめた沖縄県消防広域化推進計画を再策定されたというふうにお聞きしましたが、その概要をお聞かせください。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 県は2008年ですね、平成20年に沖縄県消防広域化推進計画を策定し全県を1ブロックとする消防広域化を目指して協議を重ねてきました。ですが将来的な財政の負担、それを懸念し、それを理由に全県1ブロックによる消防広域化は困難との結論に至り、現在協議会等も解散。それ以降は消防の広域化については進展がない状況でありました。その後、全国で消防広域化の進捗状況が十分でないということから、国は平成30年に市町村の消防の広域化に関する基本指針を一部改正いたしました。これを受けて沖縄県は、令和3年3月に沖縄県消防広域化推進計画を再策定、広域化の方向性として全県1ブロックを将来的な理想系とはするが、短期的での実施、実現は困難とのことで、近隣もしくは圏域ブロックを1ベースとした実現可能性のある組合せにより段階的な広域化を目指すということにしています。 ◆8番(金城一文議員) 今のお話ですと全県ではなくて、例えば南部ブロックというような感じで構成をしていくというようなお話であるというふうに理解したんですけれども、この南部ブロックを構成するほかの各消防本部のお考えというのは聞いていらっしゃいますか。 ◎消防長(平田徳明) ほかの南部のブロックの意見ということですが、令和元年に県が実施した調査では消防広域化の組合せを検証するに当たって、小規模から大規模までのパターン、13パターンの組合せを示して、市町村へ各組合せの実現可能性について意見照会を実施したところ、南部ブロックについては4消防、島尻、豊見城、東部、糸満ですね。その4消防が構成する3市4町の全ての市と町から実現可能性ありとの回答があったとの調査資料がございます。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。大変うれしいお話でした。今後ですね、議論を進めていく上で財政や人事など、消防行政以外の視点も大切にする必要があると思いますが、市の認識をお聞かせください。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり議論を進めるためには今後の流れとして協議会の立ち上げが必要になってきます。財政や人事などの協議については、協議会の中で専門部会を立ち上げて協議をする必要があると考えています。そのためには4消防本部及び構成市町村で広域化に向けての意思統一を図ることが必要であるため、現段階においてはまずは勉強会を開催し、協議会の立ち上げに向けて取り組んでいるところです。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。糸満市が中心になってですね、そういう勉強会を始めたというお話も聞いております。大変心強く思っております。消防の広域化によって分署の設置に弾みがつくというふうに思いますので、先ほど言いましたように使えるチャンネルは全て活用していただいてですね、進展させていただきたいと思います。この件につきましてはこれで終わります。 続きまして件名2、商工行政についてですけれども、プレミアム商品券、こちらのほうの売上げがよかったということで、また新たな、買えなかった方への配慮もされるということで安心しております。このプレミアム商品券を活用して子育て世代への支援を行うというふうにお聞きしたんですけれども、これはどのような取組でしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 本市では新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得のひとり親家庭等に対しその実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、ひとり親家庭等支援商品券事業を実施しております。ひとり親家庭等支援商品券事業の支給対象者については、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成の受給者及びコロナ禍の影響により家計が急変した者となり、児童1人当たり6,000円の商品券を配布するものであります。なお、本事業の支給対象者への配布時期については、児童扶養手当受給者には既に12月10日に配布しております。家計急変者については12月下旬に書留にて郵送する予定であります。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。大変すばらしいと思います。ぜひ今後とも続けていっていただきたいと思います。 では、小項目2の市内事業所の経済活性化についてですけれども、他市町村では自治体との災害協定締結や地域の自治会加入などで加点をしてですね、市内事業者が有利になるような制度を整備しているところもあるというふうに聞いております。また人材育成などに寄付をするなど、市政に貢献している企業に何らかのメリットを設けている市もあるというふうに聞いております。糸満市でもそうした企業にメリットのある制度を創設する必要があると思いますが、いかがお考えでしょうか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 議員御提案のように地域貢献についての加点については、今後も様々な観点から検討してまいりたいと思います。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。ボランティアに参加される方々がそういう何かメリットがあるから参加しているということではないとは思うんですけれども、せっかく参加していただいている方がもっと参加しやすくなるような、そういう制度というのが必要じゃないかというふうに思います。例えばですね、防災災害協定の締結であるとか自治会の加入、それから飲酒運転撲滅協定の締結、子供の見守り支援、あるいは雇用拡大、地元産品の活用推進とかですね、子育てひとり親支援、子供食堂等ですね。そういうような市の進めようとしていることと一緒に歩みを合わせてやっていただけるようなところを応援できるような、そういう仕組みがあればいいのではないかというふうに思います。これは建設業とか土木とかそういうところだけではなくてですね、各課から出る物品の購入等にも、今多分そういう制度はないと思うんですけれども、積極的に市の推進する施策に一緒に協力していただける事業所の活用といいますか、そういうふうなところをやっていただきたいというふうに思います。これはお金が全くかかりませんのでぜひやっていただいてですね、前向きに検討していただきたいと思います。この件につきましてはまだちょっと私も勉強中ですので、また市町村の動向等を調べてですね、よそがやっていなくてもこれはやった方がいいと思いますので、また御提案をさせていただきたいと思います。 続きまして小項目3の特産品開発ですけれども、こちらのほう前回ちょっとかなり強い口調で物申させていただいたんですけれども、実際もう始まっているということですので、そのことについては置いておいて、今後糸満市を代表するような特産品を開発していくというような場合があれば、市内の事業者で商品開発を行っていっていただきたいというふうに思うんですけれどもいかがお考えでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回実施しました本事業は、民間事業者の創意工夫と柔軟な発想による質の高い成果を求めた事業であるために公募型プロポーザル方式を採用したものでありますが、製造に当たっての工場の場所を限定したために市内事業者が参加できなかったという声は聞いております。今後はですね、そういった募集要項の見直し等を行いながら市内事業者が参加できるようなものに取り組んでいきたいと考えております。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。市内の事業所、そういったものを作る力は十分にあると思いますので、次回からはそこら辺も考慮していただきたいと思います。コロナ禍で市民生活も商工業も大変疲弊しております。その市民の声に真摯に耳を傾け、今後も事業を実施していただきたいと思います。 続きまして件名3、水産行政ですけれども、先ほどお話がありましたが、漁船のフィルターの改修、これは1隻当たり大体幾らぐらいになりますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 船の大きさによりまして改修の費用等が違うということになりまして、漁協に確認したところ1隻当たり大体10万円から30万円の改修費用がかかっているとのことを確認しております。 ◆8番(金城一文議員) 10万円から30万円ということでですね、かなり負担のほうが大きいのではないかというふうに思うんですけれども、この改修をした漁船数というのは何隻ぐらいになるんでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 糸満漁協の所属の船が約140隻あると聞いておりまして、その3割が現在改修中を含めてですね、3割が改修を行っているということで、約45隻程度が改修中を含めてあるということを確認しております。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。 そうした被害といいますか、そういう漁業事業者に対しては引き続き、先ほど経済損失への支援や被害の補償制度の拡充について国のほうに要望を出しているというお話がありましたけれども、ぜひ引き続きやっていただきたいと思います。さらにですね、漁業関係者以外、例えばマリンレジャーの観光業等にも影響が出ているような市町村があるというふうにお聞きしたんですけれども、糸満市においては被害の報告はないでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 マリンレジャーということで美々ビーチのほうの指定管理者に確認しましたところ、10月の末頃までは、軽石の漂流によりましてマリンレジャーも自粛をしていたということで影響があったということを確認しております。現在においては軽石の流れの状況を見ながらマリンレジャーは再開しているということになっております。 ◆8番(金城一文議員) 現在被害の報告がないということで安心いたしましたが、軽石の被害、これはまだまだ続くというお話もありますので、引き続き国や県に要請等を行って被害を受けた関係者の救済に努めていただきたいと思います。 続きまして件名4、新型コロナウイルス感染症対策についてですけれども、先ほど状況等をお示し頂きましたが、3回目接種についてですね、御高齢の方から大分日にちが経っていますので、御自分の健康に不安であるというような声も寄せられています。接種の前倒し導入についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 ワクチン接種は高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や高齢者においては重症化予防効果についても時間の経過に伴い徐々に低下していくことが示唆されています。本市においては12月2日、沖縄県に対し国の示す2回目接種完了から8か月以上の間隔を空けての接種ではなく、間隔を6か月に短縮できないか検討していただきたい旨の要請を行いました。 ◆8番(金城一文議員) ワクチン接種について6か月間隔となった場合、市は対応できるという理解でよろしいでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 国から6か月以上と接種期間が示された場合にはですね、対象者へ接種券を送付し、確実に接種が実施できるようシステム管理やワクチン供給など必要な接種体制の整備をしながら実施してまいりたいと思います。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。先ほど糸満市の接種率についてありましたけれども、ほかの市町村と比べてもですね、ちょっと低いのかなという部分があるんですけれども、ワクチン接種においてデマ情報が接種控えに影響を与えているというお話もありますが、これ前回聞かせていただいたんですけれども、当局はどのようなお考えでいらっしゃいますか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が実施され下火となっておりますが、一部では不明確な情報があります。本市としては厚生労働省が発信する正確な情報をホームページ等で案内するなど、ワクチンの副反応や有効性、安全性に関する情報を発信し接種を希望される方々の不安解消に努めてまいります。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。ではですね、インターネットで予約、前回あったんですけれども、インターネットで予約をする場合にですね、予約が困難な高齢者の予約について、前回自治会で代行予約をされた自治会があるんですけれども、3回目の接種についても同様に代行での予約が可能でしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 予約につきましては利便性の高いインターネットや電話での予約を行っております。しかし、一部の高齢者ではインターネット利用環境や操作などでの予約が困難な場合もございます。この場合、御家族などでの代理予約も可能となっております。また御本人の同意の下、地域自治会で予約をサポートし助け合うこともよいと考えております。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。御高齢の方からはですね、ワクチン接種から日にちが大分経っているので抗体が少なくなっているのではないかというような不安の声も聞こえておりますので、市民の皆様の安心安全のために必要とする方への接種や情報提供をお願いいたします。 続きまして件名5、市民生活行政についてですけれども、こちら先ほど2件お聞きしたんですが、ちょっと思ったようなお答えを頂けませんでした。市有物件、公民館等の市有物件のものがあると思うんですけれども、この市有物件で事故があった場合にその責任は誰が問われますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時03分)                              (再開宣告午前11時04分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 責任というと、損害賠償等の話になるということで理解してお答えをさせていただきたいと思います。事故による損害賠償等はどうなるかということで言いますとですね、市もですね、受託者とともに賠償責任を負うことが相当であると認められるときは、市の責任部分につき保険の対象となりますが、個別具体的に判断することとなります。また指定管理者が負うべき責任についても、市の責任と同様に保険の対象となると思いますが、自治会にはですね、応急処置を施した上でですね、事故の未然防止に努めていただきたいと考えております。 ◆8番(金城一文議員) 市もと今おっしゃったんですけれども、管理をしている自治会にもその責任が及ぶというようなお話でちょっとびっくりしているんですけれども。今回お話ししているのは西川町の公民館、こちらの周辺のフェンスなんですけれども、市のほうでも応急的な措置はしてあります。もう子供たちが遊んでいますので、危険なのは分かっていますからやっているんですけれども、これはあくまでも応急処置なので子供たちはそういう危険な箇所で遊びたがるというか、あまり恐れない部分がありますので、見ている範囲内でもし子供たちが何か触っていればもちろん注意はするんですけれども、大人が見ていない場合にそういうようなことがあって、フェンスが崩れて高いところから落ちてけがをするとかというのはお金の問題だけじゃなくてですね、かなり大きなけがを負ったり後遺症を負ったりというふうなことが想定されるんです。それを防ぐために市のほうでお願いできないでしょうかというふうに申し上げております。いかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 西川町公民館は市有物件であるのでフェンスの修理は市で行うべきではないかということだと理解しておりますが、市としましてはですね、西川町向上会を指定管理者として指定していることから、自治会の適切な管理を期待するものであります。自治会がですね、施設の管理費等に活用しやすい地域活性化支援事業補助金での修理が適切であると考えております。これまでも各自治会へ地域活性化支援事業補助金を活用頂いていますので、今回につきましても地域活性化支援事業補助金を活用頂きたいと考えております。 ◆8番(金城一文議員) 西川町がですね、こういうときのためにお金を用意してありました。あったんですけれども、雨漏りがひどいということで西川町で雨漏りの修繕をしたんですね。その場合、市からお金は頂いてなかったかと思うんですけれども、できることは町のほうで、区のほうでやっているんですよ。その上でお金がなくなったのでこの危険な箇所をどうにかしていただけませんかというお願いをしています。いかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 この箇所を確認しましたところフェンスや手すりの経年劣化が見受けられると。中にはつなぎ目部分が腐食して切れてそのままになっていると。事故防止のため応急処置や修理が必要であると認識しております。市の指定管理者制度に関する指針では公の施設のサービスの向上や管理経費の削減などの効果を期待しているところであります。市内の各自治会においては地域活性化支援事業補助金を活用頂き、公民館及び広場等の修理や修繕を行っております。利用者の安全と地域福祉の向上のため西川町向上会に対し応急処置を施した上で地域活性化支援事業補助金を活用した修理を検討頂くようお伝えをしております。なお、次年度以降について地域活性化支援事業補助金は内容が現状と即したものになっているかも含めて自治会からの意見を聞きながら今年度見直しを進めているところです。 ◆8番(金城一文議員) では、西川町に現状お金がない場合ですね、この修繕ができない、応急処置しかできないような状況で放っておいて子供がけがをするのを待つというような認識でよろしいでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 先ほども申し上げましたようにですね、自治会、西川町向上会のほうには応急処置を施した上で地域活性化支援事業補助金を活用して事故の未然防止に努めていただきたいとお伝えをしているところでございます。 ◆8番(金城一文議員) 20万円以上工事に費用がかかった場合、その部分が出せないということですけれども、それでもその補助金を使いなさいということでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 施設管理を各自治会にお願いしているということは、お互い市と共同で施設を運営していただきたいというところもございますので、その辺を考慮していただいて、先ほどから申し上げておりますように安全性を確保しながら地域活性化支援事業補助金というのを活用していただきましてですね、地域の課題解決につなげていただきたいなと考えております。 ◆8番(金城一文議員) ちょっと変えまして、くくる糸満の今度指定管理があると思うんですけれども、そちらのほうのリスクの分担表というのを頂いたんですけれども、そちらのほうには指定管理者のほうに年間200万円の修繕費というのが入っているようなんですけれども、向こうは収益事業というかお金が入ってくるところなんですね。西川、各自治会もそうだと思うんですけれども、1世帯700円とか400円とかそういうお金を頂いて運営しているところなんですよ。収益事業をやっているところにはそういうような管理費がついて、公民館の方は自分たちでやりなさいというのはちょっとおかしいんじゃないかと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 公民館はですね、地域が専用、占有して活用して地域の活動を支えるための施設ということでございまして、くくる糸満と同じ扱いにはならないと考えております。また先ほどから申し上げている地域活性化支援事業補助金というのも自治会で活用していただく補助金ですので、ぜひその補助金を活用していただいてですね、地域の活動を支援していきたいと考えておりますので、検討していただきたいということでございます。 ◆8番(金城一文議員) 私、4年間ですね、聞き分けのいい男として活動してきたんですけれども、今回この件につきましてはとても飲み込むことができません。補助金を活用してとおっしゃいますけれども、使い勝手がちょっとあまりよろしくないのでですね、その補助金の金額等も含めてまた見直しをしていただきたいと思います。この場においてはちょっと合意ができそうにないのでですね、3月定例会でまたこの件につきましてお話をさせていただきたいと思います。 それでは続きまして、ちょっと件名を飛ばしまして件名8ですね。小中一貫校ですけれども、アンケート、私も協力させていただいたんですが、そのアンケートはどのような御意見があったでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 まず小中一貫のアンケートですけれども、幼児の保護者と小学校3年の保護者を対象にアンケートを実施しております。ここでは幼児の保護者をというふうな形の結果について少しお伝えさせていただきます。回答数が632件、対象者の約30%になります。このアンケートの中から関心が高い回答が多かったのは、教育課程特例校制度導入による英語教育に関する内容で381件、60.3%の方が、興味があると回答しております。次に少人数学級編制による指導の充実で342件、54.2%の方が、興味があると回答しております。さらに学年区分を分ける際に4・3・2制度の導入による小中の円滑な接続ということで、中1ギャップの解消で295件、46.8%の方が、興味があると回答しております。ちなみに複数回答になります。さらに小学校3年も同様の傾向にございますということを御理解ください。また校区外からの入学を認める小規模特認校制度の導入を前提に、高嶺小中一貫教育校への進学について、関心があるとの回答は15.7%、少しあるとの回答は32.2%、合計で47.9%と、興味があるというふうな方でこういった数字で示されております。以上になります。 ◆8番(金城一文議員) 私の周りにも興味を持たれる方が増えてきております。今おっしゃった内容、私も興味あるということでアンケートに答えさせていただきました。ぜひですね、小中一貫校を成功させていただいて、そのノウハウをほかの学校にも応用していただきたいと思いますよろしくお願いいたします。 続きまして給食センターですけれども、先ほど市場調査を実施中ということでしたけれども、それはどのような内容なのか。またどのような業種を対象にしているか教えていただけますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 PFI導入等可能性調査では、事業への参入意欲があるかどうか民間事業者へ市場調査を実施しますが、現在建設業者や調理業者、あと厨房機器メーカーなどを対象に事業への参入意欲や広域化に対する考え方などの調査を実施しております。 ◆8番(金城一文議員) 先ほどですね、近隣自治体との広域連携の可能性も調査しているというようなお話があったかと思うんですけれども、ほかの自治体の意向などについてお聞かせ頂けますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 近隣自治体に広域連携に関するアンケート調査を実施しまして、広域連携の意思の確認や連携を進めていく上での課題等の事項について近隣市町村と意見交換を行っているところでございます。 ◆8番(金城一文議員) ありがとうございます。給食センターの建て替えは子を持つ親の皆様の大きな関心事であります。子供たちの食の安全のためにですね、慎重かつ速やかに進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 先ほど、すみません、件名5で総括を言うのを忘れていましたので、これ読ませていただいて終わりにしていただきたいと思います。公民館や公園等は子供たちが遊ぶ場所であります。行政は子供たちの安全な環境を維持する義務があると思います。大きなけがや後遺症が残るなど取り返しのつかない事態が起こる前に早急な対応をお願いしたいと思います。 これをもちまして、私の最初の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◆19番(金城幸盛議員) 皆さんこんにちは。市民の皆様のお役に立てるような実のある質問、また糸満市を前に進めることができるような質問に力を尽くしてまいります。それでは通告書に従いまして一般質問を行います。 件名1、令和3年11月19日、閣議決定された「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」について。小項目1、18歳以下(高校3年生まで)の子供たちに1人当たり10万円相当の給付について。ア、5万円の現金給付(先行給付金)について支給開始時期を伺う。イ、来春に向けて5万円相当のクーポンを基本とした給付分について、本市においては現金給付にすべきと考えるが、市長の見解を伺う。ウ、給付対象とならない令和4年4月1日生まれの児童について、同じ学年は平等であるべきと考えますが、本市独自に令和4年4月1日生まれの児童に10万円相当を支給する考えがないか見解を伺う。 件名2、新型コロナワクチン接種について。小項目1、3回目の追加接種について。ア、高齢者や基礎疾患を有する方などへの先行予約期間の設定や、一般接種対象者への接種券の発送時期など、今後のスケジュールを伺う。イ、優先接種枠の設定について本市の見解を伺う。ウ、集団接種会場の設置など接種体制を伺う。 件名3、教育行政について。小項目1、就学援助制度、新入学用品費の援助単価の引上げについて、次年度に向けた検討の進捗状況を伺う。 小項目2、学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)作成に係る経費(文書料)への補助金交付について、検討の進捗状況を伺う。 小項目3、通学路における交通安全の確保について。ア、通学路における合同点検について、今年度の実施状況を伺う。イ、「通学路交通安全プログラム」の策定及び公表について、本市の実施状況を伺う。ウ、対策箇所図、対策一覧表の作成・公表について、本市の実施状況を伺う。 件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1、糸満南小学校の緊急津波避難場所としての整備について検討の進捗状況を伺う。 小項目2、災害に備え「学校給食用非常食」を各学校に配備すべきと考えるが見解を伺う。 小項目3、各学校に緊急地震速報に対応した非常用放送設備を整備すべきと考えるが見解を伺う。 件名5、道路行政について。小項目1、国道331号・真栄里南交差点から市道福地真栄里線を名城向け約200メートル地点のカーブについて。ア、当該地点における過去3年間の交通事故発生状況を伺う。イ、滑り止め舗装等の安全対策を速やかに講ずるべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、糸満ロータリーから糸満高校までの区間(市道B8号線)について、歩行者の交通安全の確保に必要な対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。 小項目3、真壁小学校、三和中学校の通学路である県道54号線(真壁児童公園付近から県道7号線までの区間)について、道路管理者である県に対し、歩道整備など通学路における交通安全の確保を求める要請を行うべきと考えるが見解を伺う。 件名6、消防行政について。小項目1、消防広域化に向けた国や県の動向と、他の消防本部との協議等の進捗状況を伺う。 小項目2、消防本部へのドローン配備について検討の進捗状況を伺う。 小項目3、消防職員の定数増に向けた検討の進捗状況を伺う。 小項目4、女性消防吏員の採用に向けた取組の進捗状況を伺う。 小項目5、小中学生を対象に応急手当や心肺蘇生法の講習会を実施し、受講後「(仮称)ジュニア救命士認定証」を交付する考えがないか見解を伺う。 件名7、防災行政について。小項目1、災害時、エレベーター内に閉じ込められたときに備え、非常用品を収納できる「エレベーターチェア」を公共施設のエレベーター内に設置する考えがないか見解を伺う。 件名8、公園管理について。小項目1、西崎地区にある「みどりの遊歩道」について、外灯設置を求める声があるが本市の見解を伺う。 件名9、安心して子育てできる環境整備について。小項目1、令和3年6月定例会で提案した道の駅いとまんへの授乳スペース設置について、検討の進捗状況を伺う。 件名10、環境行政について。小項目1、「ごみ分別アプリ」を導入する考えがないか見解を伺う。 以上で壇上での質問を終わり、後は質問席より再質問いたします。 ◎市長(當銘真栄) 金城幸盛議員御質問、件名1、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策について。小項目1、18歳以下の子供たちに1人当たり10万円相当の給付について。アからウまでについて順にお答えをします。 小項目1、ア、5万円の現金給付(先行給付金)について支給開始時期については、本市から児童手当を受給している子育て世帯を対象に、児童手当の指定口座を活用して12月27日に振込を予定しております。 次にイ、来春に向けて5万円相当クーポン給付分の現金給付については、今臨時国会における首相の答弁において、地方自治体の実情に応じて現金での対応も可能とすると表明したこと及びクーポン券の給付には事務作業として一定の期間を要するとともに、年度内の給付が困難を極めるなど総合的に勘案した結果、追加給付分についても現金を年内に給付する議案を提案したところであります。 最後にウ、本市独自に令和4年4月1日生まれの児童に10万円支給については、子育て世代への臨時特別給付金の事業スキームとして平成15年4月2日から令和4年3月31日までに出生した子供となっているものの、同学年で異なる対応を適用することは不公平感が生じるものと認識しております。なお、令和2年度に実施しました新生児特別定額給付金においても同学年となる4月1日生まれの児童も給付対象としたことから、今回も同様の取扱いを検討をしております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名3、教育行政について。小項目3、通学路における交通安全の確保について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目3、ア、合同点検の実施状況については、国からこれまでの合同点検等の蓄積を十分活用した地域の実情を踏まえた効率的・効果的な対応を依頼されていたことから、コロナ感染状況を勘案し、合同では行わず各小学校に9月7日に依頼し、9月17日までに報告を受けています。 次にイ、通学路交通安全プログラムの策定及び公表については、糸満市通学路安全推進会議にて、平成26年8月に策定されております。公表については未公表となっておりますが、プログラムの内容を再確認し、公表に向けて調整していきたいと考えております。 最後にウ、対策箇所図、対策一覧表の作成・公表については、各小学校にて合同点検を実施後、対策必要箇所の抽出を行い、道路管理者及び地元警察署から助言を得ながら対策箇所図、対策一覧表の作成を行っております。これも未公表となっておりますが、公表に向け調整していきたいと考えております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、新型コロナワクチン接種について。小項目1、3回目の追加接種について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、今後のスケジュールについては、3回目接種は現時点では原則2回目接種から8か月の間隔を置いて18歳以上の方に接種するとされており、接種については初回接種で国の示した接種順位により接種を進めていくことになります。現在優先される医療従事者等に対しては、接種券の一括送付ではなく対象となる方に順次送付して、順次予約していただく予定となっております。 次にイ、優先接種枠の設定については、全体的な接種体制の確保が最優先されるため医療従事者からの接種となり、その後は間隔を確認しながら接種を行うこととなります。優先して接種されたエッセンシャルワーカー等も初回接種が早期に行われたことから早めの接種順位になると思われます。 次にウ、集団接種会場の設置など接種体制については、現在大規模接種会場として糸満市観光文化交流拠点施設くくる糸満で約1,000名の受入れを想定し、接種会場の準備を行うとともに市内医療機関へ集団接種について協力依頼を行っております。また12月10日には市内医療機関に追加接種についての説明会を行っており、引き続き各医療機関での個別接種も依頼して円滑な接種となるよう接種体制の確保に取り組んでおります。 次に御質問、件名5、道路行政について。小項目1、国道331号・真栄里南交差点から市道福地真栄里線を名城向け約200メートル地点のカーブについて。ア、当該地点における過去3年間の交通事故発生状況についてお答えいたします。事故発生件数は糸満警察署へ確認したところ、2019年が5件で、1件が人身事故、4件が物件事故、2020年が1件で物件事故、2021年が2件で、2件とも物件事故との回答を得ております。 同じく御質問、件名5、道路行政について。小項目2、糸満ロータリーから糸満高校までの区間(市道B8号線について)、歩行者の交通安全の確保に必要な対策については、周辺自治会と意見交換し関連する部署と協議をしてまいります。 最後に御質問、件名10、環境行政について。小項目1、ごみ分別アプリを導入する考えがないかについてお答えいたします。現在ごみ分別等の問合せは、多いときには1日50件以上対応している状況です。議員提案のアプリ導入については、市民の利便性向上と職員の負担軽減につながると考えられることから導入を検討してまいります。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名3、教育行政について。小項目1、就学援助制度、新入学用品費の援助単価の引上げについて、次年度に向けた検討の進捗状況についてお答えいたします。 就学援助については、これまでも拡充を図ってまいりました。新入学児童生徒学用品費については、令和3年度に世帯の収入に応じて、小学校では2万円または3万円に、中学校では2万5,000円または3万5,000円に増額しております。現時点では増額の予定はありませんが、今後の財政状況等も勘案しながら、関係部局と調整を図ってまいりたいと考えております。 次に小項目2、学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)作成にかかる経費(文書料)への補助金交付について、検討の進捗状況についてお答えいたします。補助金交付の進捗状況については、新型コロナウイルス感染症の拡大や緊急事態宣言により、小中学校の担当者会議や市町村協議会等が開催できず情報交換や調査等ができませんでした。しかし、各学校では毎年必要のある児童生徒に求める学校生活管理指導表の費用については保護者に負担をかけていることは認識しております。今後補助金を交付することについて、引き続き現場の意見や近隣市町の状況も踏まえ調査・研究してまいります。 続きまして御質問、件名5、道路行政について。小項目3、通学路における交通安全の確保を求める要請については、児童生徒の安全を考慮すると必要である対策と考えておりますので、学校、地域、関係課と連携しながら要請について調整してまいります。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名4、災害に強い学校施設の在り方について。小項目1から小項目3までについて順にお答えいたします。 小項目1、糸満南小学校の緊急津波避難場所としての整備検討の進捗状況については、今年度の当初校舎増築計画において特別支援学級の不足に係る通常の二階建て校舎の建設を予定しておりました。しかし、国から公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正により、小学校の学級定員が年次的に35人に引き下げるとの通知がございました。そのため糸満南小学校通学見込み児の推計から普通教室も不足することが分かりましたので、緊急津波避難場所の整備の検討も含めて今年度の事業実施計画を一旦白紙に戻しております。次年度、令和4年度に新規事業として、改めまして校舎整備の全体を見直しながら進めていきたいと考えております。 次に小項目2、災害に備え、学校給食用非常食の各学校への配布については、現在当該計画を有しておりませんが、今後、県内他市町村の状況や県外の状況を見ながら関係課と協議してまいりたいと考えております。 次に小項目3、各学校に緊急地震速報に対応した非常用放送設備の整備につきましては、非常用放送設備は、万一の火災発生時に建物内の児童生徒等に火災発生を知らせ避難誘導を行うための設備で、消防法施行令により警報設備として位置づけられております。緊急地震速報に対応した非常用放送設備の整備につきましては、地震発生時には建物内外の児童生徒等の落下物などから身を守る時間が確保されるものと認識しております。現在、市内小中学校の屋上に防災行政無線のスピーカーが設置されており、そちらから緊急地震速報が流れる仕組みとなっております。学校放送設備におきましても、今後校舎の改築や放送設備の更新の際に整備するよう、予算面も含めて検討してまいります。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名5、道路行政について。小項目1、真栄里南交差点から福地真栄里線を名城向け約200メートル地点のカーブについて。イ、滑り止め舗装等の安全対策についてお答えいたします。 当該箇所は名城区から真栄里方面へ向け進行すると、速度の出やすい下り坂の急カーブとなっており、危険性の高い箇所であると認識しております。安全対策としての滑り止め舗装等につきましては、糸満警察署とも協議しながらどのような安全対策が有効か、必要性を見極めていきたいと思います。 次に御質問、件名5、道路行政について。小項目3、真壁小学校、三和中学校の通学路である県道54号線について、道路管理者である県に対し、歩道整備などの交通安全確保を求める要請についてお答えいたします。県道54号線の歩道未整備区間について管理者である沖縄県に問い合わせたところ、通学路の合同点検において真壁小学校より、バス路線となっているが歩車道の境界の区別がつかないとの御意見を頂いております。現時点において歩道の整備予定はありませんが、合同点検において危険箇所として指摘されていることから、どのような安全対策ができるか検討してまいりますとの回答を得ておりますので、今後県の動向を見守っていきたいと思います。 次に件名8、公園管理について。小項目1、西崎地区にあるみどりの遊歩道に外灯設置を求める声があるがについてお答えいたします。みどりの遊歩道への外灯設置につきましては、基本計画の段階で検討委員の中でも議論がありました。内容といたしましては、費用対効果または防犯上の観点から、遊歩道の利用については早朝から夕方の夕日を眺めに人が集まる時間帯を想定し、夜間については近くの西崎運動公園外周などを利用していただくことで、外灯を設置しないこととした経緯がございます。しかしながら、実際に利用している方々の意見としては計画時と現状では違いがあることも想定していますので、今後は利用者からの意見も確認しながら必要性について検討したいと考えております。 ◎消防長(平田徳明) 御質問、件名6、消防行政について。小項目1から5までについて順にお答えいたします。 小項目1、消防広域化に向けた国や県の動向と他の消防本部との協議等の進捗状況については、国は平成30年4月、市町村の消防の広域化に関する基本指針を一部改正し、人口減少社会の到来や低密度化・高齢化の進展等に鑑みて、消防力の維持・強化に当たっては、最も有効な手段である消防の広域化を推進し、管轄人口10万人以下の小規模消防本部の体制強化を図ることが喫緊の重要課題であるとしています。これを受けて県は、令和3年3月、沖縄県消防広域化推進計画を策定、広域化によるスケールメリットの効果が最も大きいとされる全県1ブロックを将来的な理想像とするが、過去に全県1ブロックでの広域化で破綻した経緯から、短期間での実現は極めて困難であるとして、沖縄県の広域化の方向性としては、全県1ブロックの前段階として、まずは実現可能性のある組合せから広域化を行うことによって、その近隣または圏域など、県内で波及的に広域化の機運を高め、段階的に広域化を進めていくことが適切であるとしています。他の消防本部との協議等の進捗状況については、先月、11月に南部ブロック4消防本部で消防広域化勉強会を開催し、広域化の推進に向けて取り組んでいるところです。 小項目2、消防本部へのドローン配備検討の進捗状況については、今年度から政策推進課よりドローンの機体が移管され、ドローンを運用することができる段階になりましたが、移管された機体が災害等に対応した機体ではないため悪天候時の運用には厳しい現状であります。また、ドローンを操縦できる隊員も4人しかおらず、実災害発生時にドローンを飛行させるには困難な状況であり、今後本格的に運用していくにはドローン操縦士養成講習へ職員を派遣し、必要人員を確保することができれば、災害等でも活動できるより高性能な機体の導入を検討していく考えであります。 小項目3、消防職員の定数増に向けた検討の進捗状況については、消防の広域化や分署の設置を考えた場合、将来的には職員増は必要だと認識しております。今後は、関係部署と職員増に向け協議をしていきたいと考えております。 小項目4、女性消防吏員の採用に向けた取組の進捗状況については、国も女性消防吏員の活躍推進に向けた取組として、令和8年当初までに消防吏員に占める女性の割合を5%とする数値目標を掲げていることから、今後は女性の採用試験受験者を増やす方法を調査検討して取り組みたいと考えています。 最後に小項目5、小中学生対象の救命講習会受講者への(仮称)ジュニア救命士認定証の交付については、現在ジュニア救命士認定証の交付は検討しておりませんが、平成31年度に救命入門コースを設けて、その中で小中学生等を対象に心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法を取り入れています。救命入門コース終了後に参加証を交付している状況であります。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名7、防災行政について。小項目1、災害時、エレベーター内に閉じ込められたときに備え、非常用品を収納できるエレベーターチェアを公共施設エレベーター内に設置する考えはないかについてお答えいたします。 エレベーターチェアにつきましては、水、電灯、アルミブランケット、消臭剤、トイレシート、トイレットペーパーなど数種類の非常用品が内蔵され、普段は椅子として高齢者の優先席や荷物置きとして、また災害時には簡易トイレに使用できる多機能チェアとなっておりますので、公共施設エレベーターに設置できないか情報収集し検討してまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名9、安心して子育てできる環境整備について。小項目1、令和3年6月定例会で提案した道の駅いとまんへの授乳スペース設置について、検討の進捗状況についてお答えいたします。 道の駅いとまんの管理所管であります南部国道事務所へ、令和3年8月31日に授乳スペースの設置について市から依頼したところ、同事務所から設置検討すると回答を頂きました。今月に入り検討状況について確認したところ、同事務所から現段階において設置に向けて調整していると回答を得ております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時54分)                              (再開宣告午後1時10分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛議員) 午前に引き続きまして質問させていただきます。目が覚めるような質問となるよう、頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 まず、件名1のコロナ克服・新時代開拓のための経済対策、小項目1の18歳以下の子供たちに1人当たり10万円相当の給付についてでございますけれども、これにつきましては皆様御承知のとおりさきの衆議院選挙における私ども公明党の重点施策(マニフェスト)でございます。さきの衆議院選挙、また糸満市議会議員選挙を通しまして、私自身多くの市民の皆様と対話をする中で、この18歳以下への10万円給付に期待する声、また現金給付での迅速な給付を求める声など数多くの声を伺ってまいりました。糸満市として全額現金での給付、また児童手当の受給者には年内に全額が給付されるなどですね、本市の取組また市長の判断につきましては高く評価いたしたいと思います。その上でですね、児童手当受給者以外の15歳から18歳までの高校生の世代をはじめとする、申請が必要な方のこの申請受付等のスケジュールについてお伺いをしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 申請が必要な方ということで、まず公務員が1つ挙げられます。公務員のお子様ですね。職場から児童手当を受けていることになりますので、これはうちの福祉部では把握できておりません。それから高校生に関しても、本市から児童手当を受給している世帯の高校生に関しては把握できますが、高校生のみの場合は把握できておりません。したがって申請が必要ということになりますので、令和4年1月から申請の受付を開始して、随時整い次第支給していくという流れになります。 ◆19番(金城幸盛議員) もう少し詳しくお聞きしたいんですけれども、この申請用紙の例えば発送時期とかですね、申請した場合に給付をされるわけですけれども、その給付に関しては一括10万円を給付するという認識でよろしいかお伺いしたいと思います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 議員御指摘のとおりでございます。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、自分たちがどのスケジュールで給付を受けられるのかですね、そういった声もお聞きをしておりますので、早めにですね、その申請が必要な方はこのような手続となるというようなものを、ぜひとも早めに本市ホームページ等で御案内をするとか、または本市のSNS等を活用して配信をするとかですね、そのようなことをしっかり取り組んで頂くようお願いを申し上げたいと思います。 次にウのこの給付対象とならない令和4年4月1日生まれの児童についてでございますけれども、先ほど市長から心強い御答弁を頂戴いたしまして、本市独自に10万円相当を支給する旨の明言を頂けたことは歓迎をいたしたいというふうに思います。 次に件名2の新型コロナワクチン接種の3回目追加接種についてお伺いをしたいと思います。接種スケジュールが前倒しになった場合の本市の対応についてお伺いをしたいと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 国から6か月以上と接種期間が示された場合にはですね、対象者へ接種券を送付し、確実に接種が実施できるようシステム管理やワクチン供給など、必要な接種体制の整備をしながら実施してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) また自分がいつ接種したか忘れている方等も非常に多くいらっしゃったりしまして、また新聞報道等でもですね、例えば接種証明アプリが配信をされるとかそういった情報もございまして、この例えば接種済証明書やワクチンパスポートの発行等の手続がどのようになるのか、接種証明アプリも含めて御説明頂ければと思います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 接種証明書の発行場所に関してはですね、現在、接種済証明書や海外渡航に必要なワクチンパスポートの発行等についてはですね、糸満市水道局2階のふくらしゃ館、糸満市コロナワクチン接種コールセンターにて行っております。また電子証明の発行につきましてはですね、内閣官房及びデジタル庁より、12月20日より接種証明書のデジタル化の開始及び自動交付に必要な専用アプリの配信が行われる旨、その通知がございました。接種証明書のデジタル化や自動交付の開始に伴い、市において必要な諸手続を行い、20日より電子発行が可能となる体制を今整えてまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) またですね、先ほども一文議員からもございましたけれども、ウェブでの予約ができない高齢者等に配慮したサポート体制の構築であるとか、あと集団接種会場までですね、交通不便地域にお住まいの高齢者や、また移動困難な方等々へのですね、様々なサポート等についても今後また御配慮頂くようですね、これは要望いたしたいというふうに思います。 次に件名3、教育行政についてでございますけれども、小項目1の就学援助制度、新入学用品費の援助単価引上げについてでございます。今年度小学生ごとに2万円または3万円、また中学生ごと2万5,000円または3万5,000円に引き上げていただいたことは大変うれしく思っております。しかしながらですね、以前もこちらのほうで議論させていただいたとおり、県内の11市中、もう既に今年度ですね、宜野湾市も値上げしましたので8市が小学校4万600円、中学校4万7,400円となっておりますのでですね、この他市の状況を踏まえた検討をいま一度強く求めたいと思いますけれども、教育委員会の見解を頂ければと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 令和3年度に先ほど答弁しました、新入学児童生徒学用品費は値上げしたところであります。ただ議員が御指摘のとおり他市町村と比べてまだまだ不足と、まだまだ低いという状況ですので、今後しっかりこういう子供たちを支援できるように対処していきたいなと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひ議論をしていただきたいと思います。その上で、まず次年度に向けてできる方策としましてですね、今糸満市においては収入というか経済状況に応じて係数等ですね、例えば小学校だったら2万円または3万円とか、中学校だと2万5,000円または3万5,000円というふうに2段階に分けているわけですけれども、これを例えば廃止をして、もう小学校は3万円、中学校は3万5,000円と。そのような検討、議論ができないかお伺いしたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 御指摘のとおりですね、差があるのは算定率に関わる差が出ております。そこを取っ払ってやる方向性はどうですかという御指摘なので、それも含めて議論していきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、コロナの長期化によって子育て世代の経済状況というのは非常に厳しい状況もございますので、その点も考慮いたしまして御検討のほうをお願いを申し上げたいというふうに思います。 小項目2の学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)作成に係る経費(文書料)への補助金交付についてでございますけれども、これにつきましては以前も議論をさせていただきましたけれども、アレルギーへの配慮を要する児童生徒の保護者への負担軽減策、先ほども答弁頂いてその認識は一緒かなというふうに思っておりますけれども、やはりその一助としてですね、今回コロナの影響でいろんな会議体ができなかったということは十分承知をしておりますけれどもですね、今後こういった検討についても検討作業の加速をお願いしたいと思いますけれども、その点についてお伺いしたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 学校生活管理指導表ですね、これについてはやはり、ぜひ3月定例会で、ここの場で検討していく旨答弁したところであります。引き続きですね、まだその中の方法、仕組みですね、それから内容をどういう形で持っていくか。また関係する、例えば学校の養護教諭会等々とも相談しながらですね、やはり分かりやすく、それからやり方等もスムーズにできるようなことを検討していきながら進めていきたいと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともお願いを申し上げたいと思います。 次に小項目3の通学路における交通安全の確保についてでございますけれども、この通学路交通安全プログラムの策定及び公表についてでございますけれども、策定はされているという御説明もございましたけれども、実は平成30年3月定例会でですね、私この通学路交通安全プログラムの公表について質問をこの場でさせていただきました。当時教育委員会としては今後検討してまいりたいとの御答弁がございましたけれども、その後、今日に至るまで一向に公表されてないという、そういう状況がございます。また対策箇所図、また対策一覧表の作成・公表についてもですね、通学路の交通安全の確保に向けた着実かつ効率的な取組の推進に資するものでありますので、教育委員会としてしっかり御対応頂くよう改めて求めますけれども、御見解をお伺いできればと思います。 ◎教育長(幸地政行) やはり、今年においては9月において点検をしたところで、またそれを集約したところであります。ただ、やはりプログラムの中にも書かれているようにですね、やはりこれは公表していきながら、改善に向けてしっかりやっていくということが大事であるというふうにうたわれておりますので、そこをやはりプログラムの言葉としての内容ではなくて、どこどこのどういうところがやはり危険性があるということでできないかなと考えていきたいと思います。なお、やはり地域に係る、それの地域に係る情報が、地域はまた必要としておりますので、やはり小学校区、10小学校区における危険箇所等を具体的に共有していって、PTA、保護者、地域挙げてそういう対応ができていければなと思っておりますので、大変必要な御指摘だと認識しております。 ◆19番(金城幸盛議員) 交通安全の確保についてですね、合同点検もそうですけれども、その次の道路行政における真壁小学校、三和中学校の通学路での県道54号線の真壁児童公園付近から県道7号線付近の区間についても関連しますので、ちょっと先に再質問させていただきますけれども、先ほど建設部長の御答弁の中で、沖縄県においても指摘箇所であるというふうな認識が持たれているというふうな趣旨の答弁だったというふうに理解をしております。その上でですね、本年、千葉県八街市においてですね、下校中の児童の列にトラックが突っ込み5名が負傷するという痛ましい事故が発生をいたしました。これを受けまして、令和3年7月9日付で、文科省から通学における合同点検の実施ということについての依頼文が発出されていると思います。その中で今回の事故に鑑み、危険箇所の取りまとめに当たっては見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など車の速度が上がりやすい箇所、大型車の進入が多い箇所、また過去に事故に至らなくともヒヤリハット事例があった箇所、保護者、見守り活動者、地域住民等から市町村への改善要請があった箇所などの観点についての確認が必要との考えに立ったものですということでございまして、つきましては、当実施要綱に従って上記の観点を踏まえた通学路の合同点検等を通じ、関係機関の連携による通学路の安全対策を講じていただくようお願いしますというふうな文書になっていると思います。そういった面からしますと、先ほどの県道54号線については、沖縄県においても指摘箇所との認識はございますので、いま一度要請も早めにやっていただきたいところでもありますけれども、合同点検を改めて実施する考えがないか、教育委員会の見解を伺いたいと思います。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 県道54号線の真壁児童公園付近の、やはり先ほどの大変痛ましい児童生徒が巻き込まれる事故ですね、直線であっても安心できないというふうな状況の御指摘でありました。この真壁小学校、三和中学校の通学路におけるこの部分においてもですね、しっかり合同の現場検証なりを行ってですね、またそこの安全確保がしっかり、物を作る時点でですね、できるほうがいいというふうな考えもありますので、そのようにできればいいと考えます。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひとも早めの合同点検の実施と県への要請をお願い申し上げたいと思います。 次に件名4の災害に強い学校施設の在り方についてでございますけれども、この小項目1の糸満南小学校の緊急津波避難場所としての整備についてでございますけれども、これについても何度かこの場で議論もさせていただいて、今後次年度に向けて御検討頂くというふうな答弁であったというふうに理解をしておりますけれども、やはりいま一度確認の上でこの子供たちが日常の多くを過ごし、災害時には地域の防災拠点ともなる学校の安全対策、防災力の強化は最重要の課題であります。子供の命を守ることを最優先にこの校舎整備計画を進めていただくよう改めて要望いたしますけれども、その点について御見解を伺えればと思います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問についてお答えいたします。 糸満南小学校の建て替えにつきましては、次年度に実施設計という形で御説明させていただきましたけれども、増築する教室の規模等を含めてですね、最大限に子供たちが避難できるような施設ができるように工夫、検討してまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に小項目2の災害に備え学校給食用非常食を各学校への備蓄についてでございますけれども、災害時の備えはもちろんのことでございますけれども、また一方ですね、学校給食が提供できないような事象が発生した場合の、また非常食としての活用もできるというふうに思いますので、そういった面で様々な検討をしていただきたいというふうに思いますので、これは要望にしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時30分)                              (再開宣告午後1時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛議員) 件名5の道路行政についてでございますけれども、小項目1の国道331号・真栄里南交差点から市道福地真栄里線を名城向け約200メートル地点のカーブについてでございますけれども、先ほど糸満署からの報告等もございまして、やはり事故が多発している地点でもございます。近隣で、近くで農業されている方からとにかく危険であると、事故があると。早めの対策を求める声を頂戴しております。そういった点も踏まえましてですね、やはり事故はいつ起こるか分かりませんし、また重大事故につながる危険もはらんでいますので、そういった面ではしっかり安全対策を早めに講じていただきたいというふうに思うわけでございますけれども、例えば年度内にですね、この滑り止め舗装等の安全対策の実施は可能か、この点、お伺いしたいと思います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、早急に糸満警察署のほうとも協議、どのような安全対策がより効果的になるのか等の御相談も踏まえてですね、時期的には早急にということで頑張りますので、承知いたしました。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、この農作業をされていた方も事故現場に出くわしましてですね、この事故処理をしている警察署員に安全対策を求めたというようなお話も頂戴いたしておりますので、ぜひとも早めに警察と御相談も頂きながら、安全対策を講じていただきたいと思います。併せましてですね、路側帯のこの反射板等も破損いたしておりますので、その辺も御確認頂いてですね、御対応のほどお願いを申し上げたいというふうに思います。 次に消防行政についてお伺いをしたいと思います。小項目1の消防広域化についてでございますけれども、先ほども答弁頂きましたけれども、南部ブロック4消防本部で勉強会を開催したとのことでしたけれども、改めてですね、この4消防本部をお教え頂ければと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 4消防本部ということの御質問ですが、豊見城市消防、東部消防、島尻消防、それから糸満市消防、3市4町の消防本部です。 ◆19番(金城幸盛議員) この勉強会の参加者というのはどのような立場と申しましょうか、役職の方なのかお伺いできればと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 勉強会には各消防本部の消防長、それから広域化の担当課長が参加をしています。 ◆19番(金城幸盛議員) 先月、11月にこの勉強会を開催されたということでございますけれども、この勉強会についてはですね、定期的に今後開催されていくのか、この点お伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 この勉強会ということですが、定期的に年度内にあと2回ほど、1回は開催しましたのであと2回ほど。それから次年度に向けてどういう形で開催するかもそのあと2回の中で協議をしたいと思っています。 ◆19番(金城幸盛議員) 消防広域化を進める上ではもちろん勉強会も大事でございますけれども、やはりしっかりとした協議の場ですね、協議会の設置が最重要の課題であるのかなというふうに思います。その上で市長にお伺いをしたいと思いますけれども、市長といたしまして、この4消防本部を構成する市と町の首長に、この消防広域化に向けた協議会の設置を呼びかける考えはございませんでしょうか。
    ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 この広域化については、勉強会の依頼を去る南部広域行政組合の理事会の場で3市4町の首長に、協議会の前に勉強会をさせていただきたいという旨のお願いをさせていただきました。中心になるのは糸満市の消防長を筆頭に呼びかけをさせていただいております。すぐ協議会ということになると、今までちょっとなかなか消防の広域化ということに結ばないところもありましたので、まずは勉強会を通して、皆さんの課題等があれば、それを協議会に向けてできればということで呼びかけさせていただいております。この勉強会が終われば、さらに前に進むように私のほうからもまたさらに3市4町の首長にはお声かけをさせていただきたいなと思っております。 ◆19番(金城幸盛議員) この広域に向けてですね、4消防本部の勉強会を呼びかけられて実現をさせていただいているというところは本当に評価させていただきたいと思います。今後もですね、ぜひとも広域化に向けて市長にまた先頭に立っていただいて、ぜひお願いを申し上げたいというふうに思います。 次に小項目2の消防本部へのドローン配備についてでございますけれども、先ほどの御答弁で企画開発部から移管のドローンがあるとかないとかという話ですけれども、あれは多分災害時ではほとんど使えないと申しましょうか、消防としては使い勝手がよくないものだというふうに思うわけでございますけれども、その点いかがでございましょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 ドローンの配備ですが、今年度、政策推進課のほうから移管されたドローンがあるということですが、それについてはちょっと災害等には使用ができないということもありまして、それと先ほども答弁したんですが、現在操縦できるのが4人しかいない。やはりそれについてはその操縦員を講習会等で増やして、それからできる範囲になれば高性能のドローンを配置したいというふうに考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 消防長、4名もいらっしゃるわけですから、日常的に高性能のドローンがあれば、それを活用した訓練が日々可能ではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 一応4名ということなんですが、消防本部3交代でやっている組織の中でですね、まだ人数としては十分足りてないということもあって、それから講習会の費用等もかなりの費用がかかるということを聞いていますので、その辺も計画を組んでですね、十分に対応したいということです。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、並行しないといけないと思うんです。講習会の計画も非常に大事でございますけれども、整備予定の計画がなければですね、何かね、予算の使い勝手としていかがなものかなと言わざるを得ませんので、しっかりこのドローン配備に向けて検討するということを明言頂けないでしょうか。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 ドローンの配備については先ほどもお話しましたが、やはり金額等の問題、それから操縦士の人員等もありますので、その辺も補助事業等が活用できないかも含めて検討させていただきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 次に消防職員の定数増についてでございますけれども、今本市消防本部から指令センターに派遣されている職員数をお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えします。 指令センターに派遣されている職員は現在2名です。 ◆19番(金城幸盛議員) 指令センターに職員を派遣している消防本部のうちですね、条例定数外としている消防本部についてお伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問についてお答えいたします。 定数外としている消防本部は、国頭地区消防、名護市消防、宜野湾市消防、島尻消防、久米島町消防の5消防本部です。 ◆19番(金城幸盛議員) 本市においてもですね、派遣する職員を条例定数外とすることで2名の定数増が可能となるか、その点お伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問についてお答えいたします。 職員の定数増については広域化や分署の配置を考えた場合、将来的には必要だと認識をしています。今後は、関係機関それから定数外を含めてですね、職員増については協議をしていきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 人事を担当する総務部長にお伺いしますけれども、この消防職員の定数増に向けてですね、指令センターに派遣される職員を条例定数外とする考えがないかお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 現在糸満市の職員定数条例におきまして、定数外の職員につきましては地方自治法第252条の17の規定により、他の地方公共団体に派遣された職員という位置づけでございます。指令センターへ派遣している職員につきましては、糸満市職員としての身分を有しておりまして、この規定に該当する職員ではないため定数外としては厳しいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) 小項目4の女性消防吏員の採用に向けた取組についてでございますけれども、本市消防本部における女性専用施設、トイレ、浴室、仮眠室などですね、そういった施設整備を計画的に進める必要があるのではないかなというふうに思います。これについては、特別交付税措置等もあるようですので、その点お伺いしたいと思います。 ◎消防長(平田徳明) 再質問にお答えいたします。 女性消防吏員の採用に向けた取組として、女性専用施設の整備は絶対必要条件になると思います。今後は実施計画等の中に入れて計画的に整備を進めていきたいと考えています。 ◆19番(金城幸盛議員) 次、件名7の防災行政について。小項目1の、非常用品を収納できるエレベーターチェアを公共施設のエレベーター内に設置することについてでございますけれども、近年、地震や停電、故障によってエレベーター内に閉じ込められてしまった場合に備えたエレベーターの災害対策が課題となっております。現在ですね、本市においては何らかの対策が講じられているのかお伺いをしたいと思います。 ◎総務部長(福元信美) 本市の公共施設ということで、庁舎ということでお答えさせていただきたいと思いますが、エレベーターが停止したときということの作動ということにつきまして、停止した場合は停電時自動着床装置バッテリーが作動して近くの階で停止しドアが開くので、閉じ込めということは想定しておりませんし、これまでそういった事例があるかということで調べましたが、ないということでありました。エレベーター内で閉じ込められた場合、非常用の電話ボタンを押した時は管理している業者の管理センターで技術者と話ができるというところで、真っ暗になるわけではなくて非常用バッテリーで照明されるということで、その間、長時間の閉じ込めは今のところは想定してないというところでございます。 ◆19番(金城幸盛議員) 先ほどの御答弁でこのエレベーターチェアの説明ですね、様々検討する旨の御答弁だったと思いますので、そういった災害対策の上から検討を進めていただければというふうに思います。 次に公園管理についてでございますけれども、これはみどりの遊歩道の外灯設置ですけれども、例えば光洋小学校周辺から街灯設置を進めるなどですね、段階的な検討とかそういったことできないかお伺いしたいと思います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現状を確認いたしまして、また利用者の意見も踏まえて必要性が確認できれば、その旨また検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛議員) ぜひともですね、利用者等の声を早めにお聞きすることを進めていただきたいと思いますけれども、その点は。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 利用者については、今後聞き取り調査……、どういうふうにやるかはちょっと検討いたしますが、その辺を含めて検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛議員) 時間がないので、件名10、環境行政について。小項目1、ごみ分別アプリの導入についてでございますけれども、次年度の導入に向けて御検討頂けないでしょうかお伺いいたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 導入について検討したいと思います。 ◆19番(金城幸盛議員) 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◆12番(金城悟議員) 皆さんこんにちは。3番バッター登壇しますけれども、今回の案件は、私ども11月14日に選挙改選がありました。皆さん共々、市民の声を聞いているとは思うんですけれども、今回の私の案件は、自分も一緒に市民と共に活動しながら、声も聞きながら、今回の一般質問は重みのある質問だと思いますので、当局、答弁のほうをよろしくお願い申し上げます。では、件名1、文化行政について。小項目1、サバニ造船技術の文化財指定について進捗状況を伺う。 小項目2、文化財保護委員の臨時委員の選任方法を伺う。 件名2、道路行政について。小項目1、糸満南小学校内の冠水について。私のところにですね、SNSで糸満南小学校の保護者からLINEで送られてきたんですけれども、これを皆さんにも紹介させてもらいます。糸満南小学校の正門からげた箱入り口まで、雨が降ると路面が凸凹なのか、水たまりがかなり多くて、子供たちも保護者もたどり着くまで靴がぬれてしまいます。本当、雨が降る日は子供を送るのが憂鬱です。この件は雨が降らないとどんな感じになるか分からないので、お手数をおかけしますが、一度学校を視察していただけばきっと子供たちが不自由にしている姿が見られると思います。子供たちが気持ちよく登校できるようにしてほしいです。ア、小学校内の冠水について把握していますか。イ、正門前道路の排水路の位置を伺う。地域住民から、先ほどもお話したんですけど声を拾ってます。私に寄せられた文を読み上げます。 西川町地域から横断歩道を渡って登校する小中高校の学生が白銀釣具店の前の横断歩道について、交通量が多く、特に登下校の時間帯、スピードを出す車も多いんです。大人でも渡るのが怖いです。車の止まっている位置で横断している小中高学生に死角になる場合もあります。今は事故も起きていないのですから、起こってからでは遅いと思います。事故が起きないように子供たちの安全を確保するために早めの対策をお願いしたいです。また水産高校及び西崎特別支援学校も周辺にあり、小中高学生の登下校の道にもなっているのに、なぜ信号機が取り付けられないのかそこも疑問です。12月8日、私たち議会の定例会が始まる前の朝にですね、糸満市選出の新垣新県議につなぎを取ってもらい、糸満警察署の交通課、西川区区長、西崎一丁目役員、市民生活環境課の課長と職員、地域市民の皆様と現場検証をしました。そこで質問します。小項目2、市道D3号線の白銀釣具店歩道一角(水産高校正門前におけるT字路)に信号機の設置もしくは一時停止の標識及び車道路面に停止線の標示はできませんか。 小項目3、国道331号糸満道路の側道から糸満漁港中地区臨港道路へ左折する車道路面に左折の標示をしてもらえませんか。 件名3、漂流・漂着軽石の除去等の対策について。小項目1、市長は県及び国に漂流・漂着軽石の除去等への対策を要請しましたが、その内容と本市の対策を伺う。 小項目2、漂流・漂着軽石を除去する道具を伺う。 小項目3、漂流・漂着軽石を回収するボランティア活動に対してどのような支援があるか伺う。 小項目4、回収した軽石はどこに保管していますか。 小項目5、回収した軽石の利活用は考えていますか。 件名4、環境行政について。小項目1、報得川河川敷沿いの繁茂した草木と不法投棄ごみについて。ア、県及び国管理の報得川河川敷沿いの繁茂した草木と不法投棄ごみを把握していますか。イ、繁茂した草木の伐採と不法投棄ごみを収集しているボランティア団体を把握していますか。ウ、ボランティア団体が伐採した草木や不法投棄ごみを収集した場合、どこが回収しますか。エ、不法投棄ごみの解決策を伺う。 件名5、保育行政について。小項目1、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出された要請の内容と回答を伺う。 件名6、いとまんプレミアム商品券について。小項目1、販売期間令和3年11月6日から11月30日まで売り切れ次第終了とパンフレットに掲載されているが間違いないか伺う。 小項目2、商品券購入引換券には購入期間令和3年11月6日から11月30日までのみ掲載されていることについて伺う。 小項目3、売り切れ次第終了と掲載されているパンフレットと販売期間11月30日までと掲載されている商品券購入引換券との違いについて、市民から苦情はなかったのか伺う。 以上、演壇では終わって……。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時56分)                              (再開宣告午後1時56分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 大変失礼しました。小項目4、いつ売り切れたのか伺う。 小項目5、再発行の予定はあるのか伺う。 小項目6、再発行冊数と販売時期を伺う。 小項目7、一度購入した市民も再度購入できるか伺う。 以上でお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時56分)                              (再開宣告午後1時57分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 大変失礼しました。件名2の道路行政についてですけれども、小項目1、糸満南小学校内の冠水についてが抜けていましたので挿入します。ア、小学校内の冠水について把握していますか。イ、正門前道路の排水路の位置を伺う。以上です。 ◎市長(當銘真栄) 金城悟議員御質問、件名6、いとまんプレミアム商品券について。小項目5及び6についてお答えします。 小項目5、再発行の予定については、現在、多数の市民から商品券事業の在り方等についての御意見や御不満等をお受けしていることから、市では全ての未購入世帯を対象に商品券の追加販売を行っております。 次に小項目6、再発行冊数と販売時期については、未購入世帯が購入できる分を確保する必要があり、商品券プレミアム100を約4万5,000冊、プレミアム50を約3万冊追加発行し、12月中には販売開始できるよう調整を進めているところであります。 残りの御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時59分)                              (再開宣告午後1時59分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市長(當銘真栄) 訂正します。すみません、先ほど未購入世帯を対象に商品券の追加販売を「行っております」を「行ってまいります」に訂正します。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名1、文化行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、サバニ造船技術の文化財指定については、本年第6回定例会で可決された糸満市文化財保護条例の一部を改正する条例により、民俗技術の文化財指定が可能となっております。今後保護団体等から指定申請が行われれば、文化財保護委員会で調査及び審議等が行われることになります。 小項目2、文化財保護委員の臨時委員の選定方法についてお答えいたします。臨時委員の選定につきましては、文化財保護委員と同様に文化財の保存及び活用する目的のために適当と認められる学識経験者の研究実績等を考慮して決定しているところです。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 御質問、件名2、道路行政について。小項目1、糸満南小学校内の冠水について。ア、小学校内の冠水の把握についてお答えいたします。 大雨発生時に前面道路の冠水の影響により、学校敷地内に降った雨水が道路側に流れにくい状態となり、正門付近と運動場側門付近に雨水が滞留する状態になることを把握しております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名2、道路行政について。小項目1、糸満南小学校内の冠水について。イについてお答えいたします。 小項目1、イ、正門前道路の排水路の位置については、市道南浜2号線の道路側溝から正門前を通り交差する市道南浜4号線の雨水ボックスへ接続しており、南浜公園内の水路へ雨水を放流しております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名2、道路行政について。小項目2及び3についてお答えいたします。 小項目2、市道D3号線の白銀釣具店歩道一角(水産高校正門前におけるT字路)に信号機の設置もしくは一時停止の標識及び車道路面に停止線の標示については、市と糸満警察署、地域住民、PTA代表者等と合同で現場確認をしており、歩行者の安全を確保する必要があるものと認識しております。糸満警察署からは、信号機は要請しているがすぐに設置できるものではなく、一時停止の標識も規制の対象ではないため車両速度の減速を図る対策等の指導を受けております。今後は、歩行者の安全確保のため糸満警察署及び道路管理者と車両速度の減速を図る対策等を協議してまいります。 小項目3、国道331号糸満道路の側道から糸満漁港中地区臨港道路へ左折する車道路面に左折の標示については、糸満警察署と立会いで現場確認をしており、糸満警察署からは道路管理者の南部国道事務所へ左右向けの路面標示を依頼するとの回答を得ております。 次に御質問、件名3、漂流・漂着軽石の除去等の対策について。小項目2から5までについて順にお答えいたします。小項目2、漂流・漂着軽石を除去する道具については、関連課にスコップ状のちり取りや海面回収用の網を用意したほかスコップなどで対応をしております。 小項目3、軽石を回収するボランティア活動に対しどのような支援があるかについては、現在、市民生活環境課の窓口で地域清掃用のごみ袋を配布しております。回収した軽石については、収集車が横づけできる場所に集積してもらい市が回収しております。 小項目4、軽石を回収した後どこに保管しているかについては、自然海岸からの回収分は市役所西側駐車場に、管理ビーチ、漁港での回収分についてはそれぞれの敷地内にて仮置きしている状況です。 小項目5、軽石の利活用は考えているかについては、現在、県においても情報収集中であることから、利活用の指針が提供され次第対応していくこととなります。 最後に、御質問、件名4、環境行政について。小項目1、報得川河川敷沿いの繁茂した草木と不法投棄ごみについて。アからエまでについて順にお答えいたします。小項目1、ア、報得川河川敷の繁茂した草木と不法投棄ごみを把握しているかについては、TSUTAYA西側国有地と大川区側の河川管理道路沿いと認識しております。どちらも本市の管理ではないため、国、県による除草作業などの情報は把握できておりませんが、大川区自治会やボランティア団体などによる清掃活動が行われているとの話を伺っております。 次にイ、草木の伐採、ごみの収集を行ったボランティア団体を把握しているかについては、今回ボランティア活動を行ったのは、報得川マングローブ野鳥観察会と、お手を拝借プロジェクトのメンバーと伺っております。県内様々な場所でクリーン活動を行っているようです。今回の河川沿いのボランティア活動のほか、12月4日には潮崎海岸に漂着した軽石の回収も行ったとのことで、同団体の取組に深く敬意を表します。 次にウ、ボランティア団体が収集した物はどこが回収するかについては、河川管理道路については県が回収を行っております。 最後にエ、不法投棄させない解決策を伺うについては、現在不法投棄監視員によるパトロール活動や看板の設置、啓発チラシの配布などを行っておりますが、抜本的な解決に至っていません。他自治体の先進的な取組を研究し、不法投棄のない環境づくりに努めてまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名3、漂流・漂着軽石の除去等の対策について。小項目1、県及び国への要請内容と本市の対策についてお答えいたします。 県及び国に対し、次のことについて対策の要請を行っております。1点目に軽石の漂流・漂着の早急な除去等を行うこと。2点目に自治体等が独自に除去・清掃作業等を行った際の費用負担。3点目に軽石の漂流予測等の最新情報の提供。4点目に軽石被害による水産及び観光関連事業者等への経済的損失への支援。5点目に軽石関連の被害の補償制度の拡充について要請しております。また本市独自の支援策として、漁業者支援のため11月26日からふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを実施しており、糸満漁協を通じて漁業者支援に活用する方策を講じてまいります。 次に御質問、件名6、いとまんプレミアム商品券について。小項目1から4及び7についてお答えいたします。小項目1、パンフレットの売り切れ次第終了の表記については、プレミアム商品券は予算の関係上数量に限りがありましたので、パンフレットに売り切れ次第終了と表記いたしました。 次に小項目2、商品券購入引換券の販売期間については、商品券の販売期間は11月6日から11月30日までとしており、引換券についても同様に表記しております。 次に小項目3、市民からの苦情については、引換券に売り切れ次第終了の表記がなかったことから、期間内の購入を予定していた方々から多数の御意見や御不満の声をお受けしました。 次に小項目4、いつ売り切れたのかについては、本事業は11月6日から販売を行い、12日後の17日に完売しております。 最後に小項目7、一度購入した方も再度購入できるのかについては、今回の商品券の追加販売については未購入世帯分を対象としているため、既に購入した世帯については購入できないこととしております。 ◎福祉部長(金城満) 件名5、保育行政について。小項目1、糸満市社会福祉法人及び学校法人保育園・認定こども園園長会から提出された要請の内容と回答についてお答えします。 最初に、要請の内容として、補助金の実施や運用について4件の要望がありました。1つ目は就職祝い金の要望で、これは保育士が就職した際、保育士1人に対して20万円を支給する制度創設の要望です。現在糸満市では実施しておらず、国や県の補助事業はありません。2つ目は宿舎借り上げ支援事業の要望で、これは保育士のアパートなどの家賃を最大4万8,000円補助する国の補助事業です。負担割合は国2分の1、市4分の1、園4分の1となっております。現在糸満市では実施しておらず補助事業の創設を要望するものであります。3つ目は県外保育士誘致支援事業の要望で、これは県外の保育士が沖縄県内で就労する際の渡航費や引っ越し費用を単身世帯最大20万円、2人以上世帯最大40万円を補助する事業です。これは沖縄県が令和3年度10月に立ち上げた新しい補助事業となっており、負担割合は県90%、市5%、園5%となっております。こちらも補助事業の創設を要望するものであります。4つ目は障害児保育事業費補助金の満額支給の要望です。これは障がいを持つ支援児が教育・保育施設で安全に保育を受けられるよう規定の保育士に加え、支援児をサポートする保育士等を追加配置する費用を補助する事業であります。糸満市では例年実施しておりますが、近年費用の伸びが著しく、申請に対して満額補助できず予算の範囲内で補助金を交付している状況です。これらの要請に対する回答として、本市では保育士の確保のため沖縄県内で初となる保育士の奨学金返済を支援する事業を令和3年度に立ち上げました。現在27名に交付の決定を行っており、同事業が保育士確保の一助となっていることと認識しております。また保育士の正規雇用化、保育補助者・支援者の雇用費用補助、保育士試験対策講座や保育合同就職説明会の開催により保育士確保に努めています。県外保育士誘致支援事業については、12月補正予算にて114万円予算を計上しております。この事業を活用し保育士の確保に努めます。保育士が就職した際、支援金を給付する事業については既に事業を展開している先進地の事例を参考に、既に従事している保育士等との不公平感を生じさせない制度設計や財源確保の検討を行い、効果が期待できるかを精査してまいります。宿舎借り上げ支援事業については、保育士確保対策の1つであると考えておりますが、保育士1人に対する補助が高額になること、補助対象と対象外の保育士の間で不公平感が生じることなど課題が多くあります。また令和2年度において、国は糸満市の補助基準額を8万2,000円から4万8,000円に大幅に減額するなど事業を縮小する姿勢が見られ、事業の導入には慎重にならざるを得ない状況となっております。障害児保育事業費補助金の満額支給については、財政状況が厳しい中、障害児保育の重要性に鑑み、令和元年度予算3,740万円から予算の増額を行っております。令和3年度の当初予算においては、その倍以上となる7,878万円を計上しております。また、これまで施設型給付費等との支給条件について整理し、必要とされる経費に対して適切な額が補助されるよう補助金要綱の見直しを行ったところでございます。今後も補助基準額どおりの給付ができるよう予算の確保に努めますと、回答いたしたところでございます。 ◆12番(金城悟議員) 答弁ありがとうございました。件名1の文化行政ですけれども、先ほど民俗技術の文化財指定が可能となっているということを頂きました。ありがとうございます。それでですね、審議されて、次は文化保護条例の臨時委員の選定方法ですけれども……、ちょっとすみません。サバニ、再質問しましょうね、申し訳ないです。 今、サバニの造船の民俗技術指定、再質問するんですけれども、可能ということですので、保護団体からは文化財指定申請書の受け取りは来ていたでしょうか伺います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 関係団体からの申請はまだございません。 ◆12番(金城悟議員) 関係団体からまだ来てないということなんですけれども、もし仮に申請書が来た場合ですね、この提出することによっていつ頃ということも把握できるのかな。伺います。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 先ほどもお話しましたけどもまだ申請書が提出されてないという状況の仮定の話になりますけれども、申請された書類の内容をまず調査、審査する必要があるんですけれども、その中で書類または記入事項等の漏れ、不備等がないか。その辺がまず時間を要することになればですね、その分やはり時間が必要になってくるということでありますので、まずは申請書類を提出していただく必要があるというふうに考えていますので、現段階で明確にどのぐらいかかるということは御返答できないという状況になります。 ◆12番(金城悟議員) そうですよね。保護団体から申請書も来ないうちに、技術者指定は難しいと思いますよね。できたら今年の4月、くくる糸満がオープンしますので関係団体にはその旨を伝えて早めに提出するよう伝えますので、そのときはまた御協力よろしくお願いします。 小項目2の臨時委員の選定方法ですけれども、市長には糸満帆掛サバニ振興会のほうから要望書が出たんですけれども、要望書が提出されたかどうかも考慮しなかったのか伺いたい。 ◎教育委員会総務部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今ありましたとおり帆掛サバニ振興会から市長と教育長宛てに要望書が提出されておりましたが、委員の選定につきましては要望書の内容も含めて総合的な視点から勘案した結果ですね、研究実績等のある学識経験者に決定をしております。 ◆12番(金城悟議員) しかし要望書で提出した人材はですね、糸満市史編集にも関わってきているんですよ。そういった中でね、この方は糸満市在住で、生まれてからずっと糸満で生活しています。糸満市の図書館長でもあったんですよね。そういった方がね、本当にサバニ振興会と連携ができていなかったんですよ。連携すればね、もう糸満在住ですよ。市長、いつも寄り添うというのはこれですよ。在住ですよ。今回の方は多分糸満市内ではないと思うんですけれども、もう決まった以上はね、糸満市のウミンチュ文化を全国に周知活動させる意味では、本当に海洋民俗に今まで5名の中にいなかったんですよ。やっと6年目で臨時委員に海洋民俗を研究なさっている方が、ふさわしい方が選出されたことには誠に敬意を表します。ありがとうございます。 件名2の道路行政ですけれども、糸満南小学校の冠水については、教育委員会総務部長は把握しているということを言っているんですけれども、本当にね、私も現場立ち会ってきたんですよ。市からは建設課、教育委員会。学校からは校長先生。実際に現場に行って排水路の位置を確かめてきたんですね。それを見たらとんでもなくて正面にはないんですよね。もう本当に小さい排水路から流れていってずっと糸満市役所に向かって左側まで行くんですよ。糸満市役所は正面に排水路のボックスがあるんですよ。これを見たときに、これがあったら糸満南小学校の排水路のボックス、大きければ大きいほど、多分この排水路で行って流して川まで行けるわけよ。それからボックスの位置はどういうところにあるか伺っていいですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 ボックスの位置ですが、先ほども答弁しましたが糸満南小学校の前の通り、南浜2号線のほうに埋設されております。これから南浜4号線のほうに行きまして、通りに出まして、中央水路のほうに放流している流れでボックスが埋設されております。 ◆12番(金城悟議員) 先ほども糸満南小学校の教室、1学級35名の人数で。ということは教室も増えて人数も増えてくるということですよ。人数が増えるということは子供たちが増えるということです。こういう数が増えるということは、この子供たちに支障を来すわけね、生徒の通行に支障を来すことから対策をするのは、今どういう考えをお持ちかな。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 糸満南小学校前、先ほど言いました南浜2号線及び4号線にボックスが埋設されておりますが、その周辺が周辺住民のほうからの通報によりまして、大雨時に冠水するというのは把握しております。その原因となりますものが、集中豪雨時に冠水が生じる原因としてグレーチングがございます。集水するグレーチングがありまして、それを塞ぐ落ち葉等のごみが原因となっておりまして、それを定期的に清掃し対応していきたいというふうに考えております。 ◆12番(金城悟議員) 先ほども保護者からの訴えがあるとおり、子供たちくるぶしまで水がかかって大変苦労しているわけ。結局、安心安全にさせるのが行政の役目であって、安心安全を怠っているわけ。要は雨水ボックスの排水が間に合っていなければ、どういう……結局雨水の排水路が小さいということよね。大きいのか分からないけど、はかすことができないのであれば、直接真ん中、要はさっき言った、サイドに流れていくと言っていましたね。水路に。そうじゃなくて直接、正門のほうから、結局糸満市役所が正面に、ちょうど真ん中でお互いに交差するようなボックスを造れないですかね。そういうお考えはないですか。それが1つの私は対策の方法と思うんです。結局直接流すんです、川に。要はそばに行かせるのではなくて、直接ですよ、本当に。糸満市役所は直接川に流しています。小学校はないわけ、真っすぐは。それを造っていただけないかどうか伺います。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども、埋設されているボックスにつきましては十分はける断面を持っているように認識しております。先ほども落ち葉等のごみがグレーチング等に詰まり塞ぐということで、グレーチングを塞ぐということで冠水の要因となっておりますが、議員がおっしゃるように直接水路のほうに抜くことはできないかということでございますが、例えば、大潮の満潮時、ハイウォーター時に、集中豪雨が降った場合にですね、どうしても潮位の関係で抜けないという、そういうことも考えられていますが、正門駐車場の、正門前から南浜2号線に沿って駐車場ございます。その駐車場の低地盤の一部をですね、境界ブロックを除去してそのまま水路のほうに放流する考えも対策の1つというふうには考えております。 ◆12番(金城悟議員) そうですね。今対策を述べているわけですから、この対策をするのが先決ですよ。ありがとうございます。よろしくお願いします。 小項目2の市道D3号線ですけれども、私たちも先ほど行ったんですけれども、先ほど道路管理者と車両速度の減速を図る対策協議をしてまいりますと言っているんですけれども、これ私8日に行っているわけね、先週の。要はあれから8日なんですけれども、どういう協議したのかちょっと伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現場確認の状況ということなんですが、現場でですね、糸満警察署へ信号及び一時停止の標識等の依頼をしているということでございます。また糸満警察署のほうからはドットラインやポールの設置などができるのではないかという助言も受けているというところでありますので、その辺も今協議して検討していくと。今後検討していくというところでございます。 ◆12番(金城悟議員) 部長、このとき私も、先ほど言いましたよね。その中に入っているわけ。分かるわけ、聞いているわけ。この道路管理者とは誰ですか。どこを指すの道路管理者は。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 糸満市と理解しております。 ◆12番(金城悟議員) 糸満市でしょう、市道ですから。だからできるわけですよ。市道ですから、結局安心安全に子供たちが渡らないと大変ですよ。周辺には水産高校生、水産高校の横側には特別支援学校があります。そういった通学路に対して、私もこの現場、2日連続立って、交通立哨しましたよ。多分、部長は来ていないんですけれども、そのとき課長も来ていたんですね。ちょうど、たまたまね、横断歩道で車は止めないで歩いているところに突っ込んできました。すごく私はびっくりしてね、現場を見ないと分からないわけ。現場を見たからこそ言えるわけよ。何か対策、さっき言ったようにこの様式も私もらいましたよ。だからこそ市道だからやっていただけませんか、早急に。そういうことをお願いするんだけどどうですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時33分)                              (再開宣告午後2時34分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 関係部署のほうには市民生活環境課からはお話はしているということでございます。 ◆12番(金城悟議員) しているだけでは駄目ですよ。やってくださいということを私は申し出ているんですよ。それを伝えてもらえませんか。やるようにという方向で。市道ですよね。市の道路ですよ。どうですか、お答えください。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 道路交通法等に関する部分も出てくると思いますし、今警察署からの助言等を受けている部分に関しまして、現在関係課と協議をしているというところでございます。また警察署も含めて協議が必要だと考えておりますので、一緒に協議を進めているというところ、関係課と今協議を進めているというところでございます。 ◆12番(金城悟議員) 先ほども言ったでしょう、横断歩道でぶつかりそう……、現場を見ていますよ、課長たち職員は。だからこそ私はこれを先にやってほしいということを言っているわけよ。簡単じゃないの。どうですか、もう一度聞きます。やると言ってくださいよ。私はもう10年間子供たちを守っているんですよ。見守り隊としては、立哨している人たちにとっては本当に大変ですよ、子供たちがひかれた場合。どう思いますか伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 道路交通法の規定もございますので、糸満警察署のほうからの指示も仰ぎながら最善の方法が何かということをしっかり検討していきたいと考えております。 ◆12番(金城悟議員) 同じ質問で本当悪いんですけど、本当に検討するということはやるということでいいですよね。お願いしますよ。 次、先ほどの左折、私も現場を通って、選挙活動で車で通ったわけね。この国道から糸満市の臨海道路、左折するときに正面に一方通行の標識があるんですよ。これを見て最初の人は分からない。左折するのか、正面の一方通行の標識を見て右に曲がっていくわけ。私たちは普段は、ここを生活道路として使っている人たちはすぐ左に行くわけ。でも初めて通る人は右に曲がっていくわけ。何でまた右に行くの、あれ誘導していますよと言うわけです。その12月8日に、先ほど白銀釣具店の前でも私も一緒に立会いをしました。その中で前向きな回答を頂いています。その点は本当にありがとうございます。 次、件名3ですけれども、漁業従事者にクラウドファンディングを実施して支援するということですけれども、これは現在、クラウドファンディングの目標額というのがあると思うんですけれども、それをちょっとお聞かせできますか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時39分)                              (再開宣告午後2時39分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 再質問です。 件名3の漂流・漂着の、市長が国、県に要請しましたよね。その中で糸満市の支援策としてクラウドファンディングを実施しているということをお答えしていました。そのクラウドファンディングの目標額というのがありますよね。それをちょっとお聞かせできますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回のクラウドファンディングの目標額につきましては200万円としております。 ◆12番(金城悟議員) 今、目標額が決まりました。これはクラウドファンディングのリアルタイムで、スマートフォンで多分、決済が見えると思うんですよ。今最新の金額、いつでもいいですので、最近検索した数字を聞かせてください。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 クラウドファンディングにつきましては、答弁にありましたとおり11月26日から開始しておりまして、昨日時点12月15日、20日間を過ぎたところですが、昨日時点で102名の方から124万5,500円の御寄附を頂いております。 ◆12番(金城悟議員) いいことですよね。クラウドファンディングということは、私もやりたいということを申したら、市内の人はできませんよと言われたんですが、そうですかね。伺います。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回ふるさと納税制度を活用してのクラウドファンディングですので、市外の方が対象というふうにしております。 先ほどの答弁をちょっと訂正いたします。税控除対象とした納税ですと、市外の方が対象となりますが、税の控除を気にしない方につきましては市内の方でもできるということでございます。 ◆12番(金城悟議員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございます。今……ちょっと待って休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時42分)                              (再開宣告午後2時42分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 件名4、環境行政。市民健康部長、今回いっぱい再質問を作ってありますのでよろしくお願いします。不法投棄をさせない解決策ということを言っていたんですけれども、看板の設置なんですけれども、ちょっと休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時42分)                              (再開宣告午後2時43分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 市民健康部長、先ほど看板の設置なんかがありましたよね。糸満市には不法投棄の看板があるんですかということで伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 ボランティア団体と設置箇所等を調整し、設置をしていきたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) 設置をしたいということは看板があるということでの認識でいいですよね。ありがとうございます。じゃあですね、もう、ちょっと時間的にもあれしていますので、糸満市のですね、環境美化推進に関する条例をこれちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、施行はいつされたのか、目的の第1条から4条、第7条、第17条、第19条を伺います。お願いします。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 糸満市環境美化推進に関する条例は、平成8年3月に施行されました。第1条に目的、第2条に定義、第3条に市の責務、第4条に市民等の責務、第7条に清潔の保持、第17条に市民の清掃の日、第19条では罰則の条文が記載されております。 ◆12番(金城悟議員) 今、7つの条文をちょっと読んだんですけれども、第3条のほうを再度伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 第3条ということで、市の責務としまして、「市長は、第1条の目的を達成するため、空き缶等の散乱防止に係る意識の啓発を図るために、必要な施策を講じなければならない。」としております。 ◆12番(金城悟議員) そうですよね、今おっしゃったとおり。市長は、必要な施策を講じなければならないと今答弁しましたよね。目的を達成するための市長の見解を伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 意識啓発を図るために取り組んでいることとしまして、毎月第2土曜日に行っている市民ボランティア清掃が挙げられます。また広報紙やホームページ等を活用して啓発を行っております。 ◆12番(金城悟議員) そういうことを書いていますよね。先ほど第4条をお聞きしたんですけども、第4条第3項を再度伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 第4条市民等の責務として、第4条第3項では、「市民等は、地域における清掃活動等、環境美化の促進に関する実践活動に積極的に参加するとともに、市が実施する環境美化の促進に関する施策に協力しなければならない。」としております。 ◆12番(金城悟議員) 今、そのとおりですよね。この条例があるんですよ。市がね、実施する環境美化の促進に関する施策に協力しなければならないと書かれていますので、私としてはこの環境美化の日を定め、全市民で一緒に行動してですね、総決起大会を開催したいと思う。要は、夏の交通安全、春の交通安全、秋の交通安全、いろいろ交通安全に関する総決起大会があるんですよ。こういう糸満市をきれいにするためには市民みんなで意識づけしないといけない。私も毎日いろいろな形で活動していますけれども、まちが汚いと本当にもう見苦しいです。あちこち行っても道はきれいですよ。だからこそ、総決起大会を開催することはどうですか伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 毎月の自治会清掃に加え、市民ボランティア清掃も毎月実施しており、糸満市は他自治体と比べても十分に取り組んでいるものと考えています。しかしですね、不法投棄ごみやポイ捨てごみがなくならないことも事実です。どのような方策で市民の環境意識を高めることができるのか検討してまいりたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) 部長、5月30日は何の日ですかね。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 2017年に一般社団法人日本記念日協会に認定登録されたごみゼロの日と認識しております。 ◆12番(金城悟議員) そうですね、読んで字のとおり、語呂合わせですよ。だからこの週間にね、5月30日から6月5日までがごみ減量・リサイクル推進週間なんですよ。その全市民をね、皆さんと一緒に総決起大会を開催してほしいということなんですよ。それをやりたいというか、検討してやりましょうということをお聞きしたいわけよ。やりましょうということです。お聞かせください。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 ごみ減量化推進週間に市民が環境美化に関心を持つということは大変有意義だと考えております。方法等を検討してまいりたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) だから方法等を知恵を絞ってやってください。お願いします。では条例の第17条を伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 市民の清掃の日として、「市長は、環境美化について、市民の関心と理解を深め、美しいまちづくりを促進するため、市民の清掃の日を設けることができる。」としております。
    ◆12番(金城悟議員) 市長にお聞きします。 今、市民健康部長がいろいろ言っていますけれども、市長はこの環境美化推進に関する条例の内容を把握していますか伺います。 ◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 はい。把握しております。 ◆12番(金城悟議員) 市長も把握していますよ。市民健康部長、条例の第19条を再度伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 条例の第19条罰則として、「第7条の規定による道路等に空き缶等のごみを投棄し、又は汚した者は1万円以下の過料に処する。」としております。 ◆12番(金城悟議員) 今ありましたよね、罰金1万円が科せられるんですよ。今、この罰金を納めた市民はいるんですかね。伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えをいたします。 これまで罰金を科した市民はおりません。 ◆12番(金城悟議員) 条例があるんですよ。明記されている1万円お支払いしてくださいということですよ。市民はごみを捨てたら。その回収、罰金を納めた方がいないということですから、この人員を、要は条例にもあるんですよ。条例にあるということはこの明記のとおりやらないといけないわけ。科せられるんですよ。ごみを捨てたら。だからその人員をつくってもらえませんか。市民生活環境課で。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 担当者を置けないかということだと理解しておりますが、現状の人員体制では厳しいものと考えております。 ◆12番(金城悟議員) じゃあ何のためにこの条例をつくったの。これを消したらいいよ、消さないと意味ないよ。科せられるんですよ。だから私たちも強く言えるわけよ。あなた方ね、ここにごみをポイ捨てすると1万円罰金だよということを。これを監視する人を入れないと何のために条例をつくったのかはっきりしないんですけれども、どうしますか伺います。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 先ほど申し上げましたとおりですね、現状の人員体制では厳しいと考えております。 ◆12番(金城悟議員) じゃあ、罰金はいいですよ。この第19条の2にね、又は汚した者には1回につき、まちの清掃活動を1時間、文言を追記し条例の一部を改正してくださいよ。これお金じゃないですよ。皆さんでごみを捨てたら1時間みんなでごみ拾いしましょうということですよ、提案ですよ。どうでしょう、追記してもらえませんか。 ◎市民健康部長(島根辰也) 再質問にお答えをいたします。 実際にですね、施行したときに実行可能なのかどうかですね、十分に吟味しながら、また、ほかの自治体の条例なども研究をして調整をしてまいりたいと思います。 ◆12番(金城悟議員) 市民健康部長、すみません、終わります。 件名5、保育行政ですけれども、就職祝い金、回答をもらったんですけれども、糸満市は現在やっていないということですけれども他市の状況を聞かせてください。豊見城市、南城市、南風原町、八重瀬町、那覇市の就職祝い金の財源はどこから出ているのか伺います。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 一般的に就職祝い金という表現を使われておりますけれども、保育士が就職した際に支援金を給付する事業ということですので、就職支援金として答弁させていただきたいと思います。豊見城市、南城市、南風原町、八重瀬町のそれぞれの市町に確認したところ、豊見城市については就職支援金の額は施設ごとに異なっているようなことであります。支援金を10万円以上支給した場合に市が5万円補助する仕組みになっているとのことです。財源は全て一般財源です。南城市においては、支援金の額は15万円で、財源としては待機児童解消支援交付金を活用し、県2分の1、市2分の1となっております。南風原町においては、支援金の額は10万円で、財源としては待機児童解消支援交付金、県2分の1、町の一般財源は2分の1とのことです。八重瀬町においては、支援金の額は月の勤務時間が120時間以上の場合20万円、月の勤務時間が80時間以上の場合で10万円、財源としては待機児童解消支援交付金、県2分の1、町の一般財源2分の1ということでございます。那覇市の祝い金事業ということでございますけれども、那覇市においては、就職支援金の額は就職時、3年目、6年目、それぞれ5万円とのことでございます。財源としては待機児童解消支援交付金を活用し、県2分の1、市の一般財源2分の1となっております。 ◆12番(金城悟議員) いろいろ一般財源と、今言った待機児童解消支援事業を活用されていますよね。糸満市はこの待機児童解消支援事業はどのように使われていますか伺います。 ◎福祉部長(金城満) 待機児童解消支援交付金ということでございまして、待機児童に関する問題を解消することを目的として市町村が行う事業に県が交付するものであります。本市では11月21日に開催した保育士合同就職説明会の費用として活用しているところでございます。 ◆12番(金城悟議員) 結局、待機児童解消支援事業はそういう形で財源を使っていいわけです。今、就職説明会。ほかのところは一般財源なんですよ。市はね、令和3年に保育士の奨学金返済を支援する事業を交付しましたが、これもすばらしいことなんですけれども、すぐさま、すぐやったわけよ。でもね、今この待機児童を解消するためには保育士を入れないといけないわけ。だからこそこういう、今だからこそやらないといけないということを申し上げるんだけど、どうでしょうか。もう一度お伺いします。財源を使ってこの就職祝いも入れてもらえないか、ということです。 ◎福祉部長(金城満) 一般財源を活用してということでございますが、本年度当初に設定したものがまず1つあります。今回補正予算で渡航費の補助、県外からの渡航費の補助というものを設けております。まず新しい施策を検討するに当たっては、どの施策も最小限の費用で最大の効果を求められるものと認識しております。ですから今やっているものをまずしっかりやりつつ、その効果を検証しつつ新しいものを考えていくことが必要だと考えております。 ◆12番(金城悟議員) 新しいものじゃないですよ、これ3年前からずっと言われていますよ。すみません、これは終わり。ちょっと休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時59分)                              (再開宣告午後2時59分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) このプレミアム商品券、私、不満があるわけよね。これにはないわけよ、これには売り切れ次第、分かりますよね。さっき言ったように。だからこそ不満があったんですよ。不満があった声を市民が、皆さんに行政に強い要望があったんですよ。それについて市民からの声がいっぱいあったということをお聞きして、本当にやるということを、先ほども言っていたんですけれども、私はこれが間違っているということです。これが来たら捨てるんですよ。大事なものはこれですよ。手元に持っている、これが引換えするもの。これには書いていないよね、売り切れ次第終了ということは。だからこそ言ったように、部長が先ほど答弁していたように、やるということは決まったから市民も喜んでいるわけです。これで一応、私のすみません、もう終わりますのでありがとうございました。お疲れさま。 ○議長(金城寛) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時00分)                              (再開宣告午後3時01分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 先ほどの経済部長の答弁、クラウドファンディングの額に誤りがあり、訂正させて頂きたいと申出がありました。 ◎経済部長(兼城浩康) クラウドファンディングの最近の状況について再質問がございましたが、それにつきましての金額でございますが、「124万5,500円」と答弁しましたが、正確には「124万5,000円」に訂正をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時01分)                              (再開宣告午後3時21分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆21番(徳元敏之議員) 皆さんこんにちは。4番目の質問でありますのでよろしくお願いします。それでは一般質問を行います。 件名1、公務員の兼業について。小項目1、兼業は認められているのか伺います。 小項目2、兼業の基準はあるのか伺います。 小項目3、休日を利用して兼業することについての見解を伺います。 件名2、農業の振興について。小項目1、49歳以下の新規就農者を育成する支援策について。ア、現行制度では、5年間で最大690万円の支援が受けられるが市内で同制度を活用している人数を伺います。イ、同制度では初期投資として十分な対応ができないと思われるが、現行制度の見直しはないのか伺います。ウ、同制度の拡充は考えられているのか伺います。 小項目2、葉たばこの生産農家の廃作について。ア、2011年の廃作募集に市内の葉たばこ農家は何戸応じたのか伺います。イ、2022年以降の廃作に応じた市内の葉たばこ農家はいるのか伺います。ウ、将来の展望はどう認識しているのか伺います。 件名3、道路行政について。小項目1、市道米須大度線の進捗状況について。ア、同意率はどうなっているのか伺います。イ、補助事業の採択はどうなっているのか伺います。ウ、米須小学校校門前の信号機設置にも影響が出ているのですが、工事開始はいつ頃なのか伺います。 以上、演壇での質問を終わり、あとは再質問を行います。 ◎市長(當銘真栄) 徳元敏之議員御質問、件名2、農業振興について。小項目1、49歳以下の新規就農者を育成する支援策について。ウについてお答えします。 ウ、同制度の拡充は考えられているのかについては、新制度でこれまでより新規就農者に対する初期投資、農地の確保、営農技術の習得など、きめ細かな支援を実施できるものと考えています。 その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎総務部長(福元信美) 御質問、件名1、公務員の兼業について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、兼業は認められているかについては、地方公務員は営利企業等に従事することを基本的には禁止されておりますが、地方公務員法第38条第1項の規定による、営利企業等に従事する場合は、市長の許可を受けて従事することができるとされております。 小項目2、兼業の基準はあるかについては、本市におきましては特定の基準を設けておりませんが、人事院規則14-8、(営利企業の役員等との兼業)の運用を基に判断しているところであります。 小項目3、休日を利用して兼業することについては、本市では職員が当該営利企業等に従事しても、職務遂行上、能率の低下を来すおそれがないこと。当該営利企業と職員が属する地方公共団体との間に相反する利害関係が生じるおそれがなく、かつその他職務の公正を妨げるおそれがないこと。職員及び職務の品位を損ねるおそれがないことの3つの基準を満たす場合に許可をしております。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名2、農業の振興について。小項目1、49歳以下の新規就農者を育成する支援策について。ア及びイについてお答えします。 ア、現行制度では5年間で最大690万円の支援が受けられるが、市内で同制度を活用している人数については同制度は平成24年から事業を行っており、平成24年度から平成28年度は60人、平成29年度から令和3年度は19人が同制度を活用しています。 次にイ、同制度では初期投資として十分な対応ができないと思われるが、現行制度の見直しはないのかについては、国はこれまでの制度に代わる新制度の案を示しており、現行制度の農業次世代人材投資事業に代わる支援として、新規就農者経営発展支援事業があります。内容としましては認定新規就農者の経営開始資金として施設・機械整備などの初期投資のほか、毎月一部は現金として受け取ることができ最大1,000万円の支援を行います。その他には雇用就農者や農業研修生への支援などの見直しが検討されていますが、実施時期等についてはまだ決まっておりません。 次に御質問、件名2、農業の振興について。小項目2、葉たばこの生産農家の廃作について。アからウについてお答えします。 ア、2011年の廃作募集に市内の葉たばこ農家は何戸応じたのかについては、日本たばこ産業株式会社に確認したところ7人と聞いております。 次にイ、2022年以降の廃作に応じた市内の葉たばこ農家はいるのかについては、日本たばこ産業株式会社に確認しましたが、いないとのことです。 次にウ、将来の展望はどう認識しているのかについては、沖縄県の葉たばこは宮古、八重山、伊江島など離島地域を中心に生産されており、葉たばこ栽培については農家と日本たばこ産業株式会社との契約栽培で行われ、栽培面積等の諸条件は葉たばこ審議会で決定されています。そのため、今後の葉たばこの将来の展望については、たばこに対する現状の社会情勢等を踏まえ、日本たばこ産業株式会社や沖縄県たばこ耕作組合等の状況を注視していきたいと考えております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名3、道路行政について。小項目1、米須大度線の進捗状況について。アからウについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、同意率については、米須大度線は児童が大度区から米須小学校への通学路として利用している重要な路線であり、令和元年度に概略設計後、地元説明会を開催いたしました。現在は事業の同意が得られるか地権者に確認作業を実施しており、筆数ベースで27筆中13筆の地権者の方から同意を得ております。 次にイ、補助事業の採択については、米須大度線の早期整備の必要性は感じておりますが、現在整備中の複数路線の進捗状況及び計画されている新規路線との整合を図りながら事業化していきたいと考えております。なお、補助事業の採択には地権者の同意がどうしても必要になりますので、自治会とも協力して同意率の向上に努めてまいります。 最後にウ、米須小学校校門前の信号機設置にも影響が出ており、工事開始はいつかについては、旧正門前県道奥武山米須線を管理する南部土木事務所に問い合わせたところ、米須小学校周辺の県道工事は令和5年度以降を予定しているとの回答を得ております。なお、米須大度線につきましては、地権者の同意率の推移及び他路線の進捗状況を見ながら事業化していきたいと考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) 件名3から行きたいと思います。 27筆中13筆ということでまだまだ同意率はそんなに上がっていないんですけれども、現状を見たらですね、本当にこの道路はもう危険だということも認識していると思います。特に市長の場合は何回も通っていると思うのでこの路線が本当に今の現状で、子供たちの安心安全な登校に本当に寄与しているのか疑問でなりませんけれども、今の状況を市長どう思われますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、現状を見ますと通学路として、特に米須小学校から米須のこども園に通じる重要性のある道路として認識しております。今後ですね、先ほども答弁しましたが、どうしても現在整備中の路線を早めに整備を済ませてですね、当路線については重要な路線と認識しておりますので、優先順位も早めに行くよう、採択も早めにできるよう努めてまいります。 ◆21番(徳元敏之議員) 苦しい答弁ですけれども、とにかくですね、早めの工事の進捗をお願いしたいと思います。今出てきたのが令和5年度以降ということになっているんですけれども、確かに県道も全然遅れているんですよね。その期間ですね、市長は分かるはずなんですけれども、今の信号機のところの横断歩道のところの状況なんですけれども、毎日子供たちを送り迎えするために車が校内の中に入って子供たちを送り迎えしているんですよ。そのとき、出るときに県道7号線の車がとっても見えにくくて、私たち交通安全をやっているんですけれども、最低でも4名いないとここは本当に危険な状況なんですよ。そういう意味においてはですね、令和5年度まで待てないので、私は校門の向かいにカーブミラー、そういうものをつけることはできるんじゃないかなと思っているんですけれども、それについてどう思われますか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 カーブミラーの設置につきましては、見通しの悪い道路、交差点を優先的に自治会のほうからの要望に基づきまして設置している状況にございます。しかし、米須小学校敷地正門前は主要な県道となっており、通過車両の速度も速いことから県道を利用する車両への注意喚起を促すよう路面標示等で対策できないか検討していきたいというふうに考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) それも大切なんですけれども、幾ら道路標示をしたとしても校門から出たときに右左見えにくいんです。だから私が言っているようにカーブミラーですね。これは例えばの話、県に要請して県道につけるということは可能ですか。どうですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 管理者である県のほうで設置できないかということですけれども、県のほうに確認を取らないと即答できませんが、ただ利用する方は学校を利用する方が車両の往来が見えづらいということを踏まえて、県のほうには確認していきたいというふうに考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) とにかくですね、県のほうともいろいろ相談しながらここが安心安全な通学路になるように、ぜひ整備も前向きに検討してもらいたいと思います。よろしくお願いします。 公務員の兼業についてですけれども、私が一般質問をしたのはですね、日本農業新聞にこういう記事があったんですよ。人手不足の生産農家で公務員が兼業することなどの賛否を問う緊急アンケートをインターネット上で行いました。そうしたら44都道府県に住む200人からの有効回答があり、賛成が9割を占めていたとあります。そういう意味においても、先ほど部長がおっしゃったように公務員に限らないんですけれども、公務員の皆さんは多分理解をして営利企業というわけじゃないんですけれども、休日を利用して人手不足である農業にちょっと従事してもらいたいなということで私は思っているんですが、それについてどう思われますか。 ◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 時間外や休日を利用してというところで農業に従事するということだと思いますが、現状私どものほうも先ほど申し上げましたように、3つの要件を確認した上で従事するということを認めるかどうかというところになるかと思います。ただ、やはりおっしゃるように全国的には収穫の繁忙期に公務員が農作業のアルバイトを認めているという実態が出てきているという現状はあるということで伺っています。 ◆21番(徳元敏之議員) 実際ですね、こちらにいる皆さんもやっている方が多いと思うので、ぜひですね、農家の皆さんの担い手じゃないんですけれども、人手不足の解消になればいいと思いますので、できれば基準をつくってやってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、新規就農の件ですけれども、今回、政府の発表で機械やトラクターなどの初期投資の負担を減らすために最大1,000万円を一括支援するほか、就農者を指導する農業法人などへの助成期間を従来の2年から5年へ延長するということで、農業者が減少する中、就農者の経営の安定化と長期定着を後押しする制度ですので、市としても積極的に支援をしてもらいたいと思いますが、それについて部長どう思われますか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えいたします。 先ほどの新制度につきましては、国が現在予算要求中ということで時期は未定ということで答弁をいたしましたが、これが事業化ということで決定した場合においては周知をしましてですね、現在課題の若手の就農について積極的に働きかけたいというふうに考えております。 ◆21番(徳元敏之議員) そうですね、この制度を使ってやっている皆さんは本当に頑張ってですね、独り立ちとかそういう方面で頑張っておりますので、引き続き役所も支援をお願いしたいと思います。 葉たばこ農家ですけれども、実際、市内にはもう4人ほどしかいなくてですね。具志頭に2人ですかね、6名ぐらいいるんですかね。でも最近聞いた情報では具志頭の方が1人やめて、ハウスを導入してもう葉たばこは廃作するというふうに聞いています。そういう意味においてはですね、確かにこの葉たばこというのは重労働なんですけれども、経営的には6月には終わるということで、半年で所得もいい所得だと思うので、この葉たばこ農家の支援を引き続き、JTの日本たばこ産業と連携しながら、ぜひ葉たばこ農家がこれからも長期的に営農できるように支援してもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 これで私の一般質問を終わります。 ◆2番(玉城哲郎議員) 市民の皆様、議場におられる皆様、こんにちは。一般質問に入る前に所見を述べます。先日私が住む西崎町3丁目西自治会でボウリング大会が行われました。小さいお子さんから高齢の方まで約30人が参加しておりました。自治会長はここ2年間コロナの影響で、自粛で何もできなく地域の交流が減り残念でならなかったと。今回集まることで地域の輪を広げていきたいと言っておりました。来年には行事を増やし、もっと地域の輪を広げ協力し合える社会を目指していきたいと。そう述べておりました。私ども議員も今年、去年、コロナ禍で大変そういった地域の交流が減ったと思われますが、これからも新人の皆さん方をはじめ地域と交流を持ち、地域の課題をどんどん一緒に解決してまいりましょう。それでは一般質問に入ります。 件名1、阿波根593番地から県道82号線までの道路について。小項目1、道路の凹凸が多いが当局は認識しているか。 小項目2、道路整備を要望するがどうか。 小項目3、子供たちや自動車、バイクが通行する際危険なので整備するまでの期間は凹凸をどう対処するか。 小項目4、これまで市民からの要求はなかったか。 件名2、プロ野球キャンプ誘致について。小項目1、令和4年千葉ロッテ2次キャンプ誘致に向けスポーツキャンプ等受入協力会の設立はどうなったか。 小項目2、5月20日のウェブ会議後、千葉ロッテと何回話合いされましたか。またどのような内容か。 小項目3、千葉ロッテといつ頃協定を結ぶ予定か。 件名3、雨天ドーム(屋内運動場)について。小項目1、基本計画策定業務の進捗状況を伺う。 小項目2、令和6年度までの計画を伺う。 小項目3、本市が予定している規模に対して他の市町村ではどこが参考になるか。 件名4、ふるさと納税について。小項目1、企業版ふるさと納税について。ア、いつから開始しますか。イ、企業版ふるさと納税をどのようにPRしますか。 小項目2、ふるさと応援寄附金制度の理念を伺う。 小項目3、メールマガジンは配信されたか。 小項目4、今年度の寄附金はどれぐらいになりそうか。 小項目5、現時点での寄附金額を伺う。 件名5、ヤングケアラーについて。小項目1、教育委員会は児童生徒に聞き取りしましたか。 小項目2、ヤングケアラーの主な要因は何か。 小項目3、ヤングケアラー支援条例の制定を提言しますがどうか。 件名6、軽石について。小項目1、軽石による本市の経済的影響は出ていますか。 小項目2、軽石の処理は県とどのように調整していますか。 件名7、子供議会について。小項目1、子供議会の開催を提言するがどうか。 小項目2、子供議会に向けて学校でも議会のインターネット配信を見せるのはどうか。 件名8、コロナワクチンについて。小項目1、ワクチンの接種率はどれぐらいか。 小項目2、副反応の問合せはありましたか。 小項目3、現在、ワクチン接種はどのように行っていますか。 件名9、高速道路について。小項目1、糸満市まで高速道路を延伸できないか。 それでは市長、教育長をはじめ市当局の誠意ある答弁を求めます。 ◎市長(當銘真栄) 玉城哲郎議員御質問、件名4、ふるさと納税について。小項目3から5までについて順にお答えいたします。 小項目3、メールマガジンは配信されたかについては、ふるさと納税の寄附額は12月が年間で一番多い時期であることから、11月19日及び12月10日に楽天メールマガジンを活用し、海産物や肉、各種定期便など本市の特産品を配信しております。 小項目4、今年度の寄附金については、今議会の補正予算において4億1,000万円を見込んでおります。 小項目5、現時点での寄附金額については11月末時点において、おおよそ2億3,300万円となっております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。 ◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名7、子供議会について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、子供議会の開催については、糸満市市制施行50周年事業として令和4年度に開催を予定しております。 小項目2、学校でも議会のインターネット配信を見せることについては、中学校においては社会科の公民的分野の中で現代の民主政治について学習する内容があります。例えば、議会制民主主義において多数決の原理と少数意見の尊重が必要であることや、地方公共団体の政治の仕組みを理解するなどの指導内容としております。中学校の授業で議会中継を取り入れることは学習指導上、また生徒が授業内容を理解する上でも教材として利用できる可能性があり、教育的効果も期待できると考えております。実際に議会中継を授業の中で取り入れるかは各学校の判断になりますが、教育委員会としましてはインターネットで視聴できることを定例校長連絡協議会などで周知したいと考えております。 ◎建設部長(大城拡) 御質問、件名1、阿波根593番地から県道82号線までの道路について。小項目1から4について順にお答えいたします。 小項目1、阿波根593番地から県道82号線までの市道は、座波阿波根線を始点とし県道那覇糸満線をまたいで県道7号線を終点とする市道で、阿波根橋口線の一部になります。阿波根橋口線の凹凸については、市当局も認識しており改修の必要性を感じております。 小項目2、道路整備の要望については、補助事業化を前提に平成28年度概略設計を行い、自治会の役員からも多くの同意書を提出してもらっております。事業化に当たっては、現在進めている他路線の進捗状況及び計画されている新規路線との整合を図りながら事業採択となりますので、現在は地権者への個別説明を行いつつ自治会とも協力して同意率の向上を図っている状況であります。 小項目3、整備するまでの期間については、補助事業化を前提にしているため大規模な改修は厳しい状況ですが、指摘される危険な箇所については部分的に修繕し交通安全に努めてまいります。 小項目4、市民からの整備要求については、直近では平成27年3月に阿波根自治会から提出されております。 次に御質問、件名3、雨天ドーム(屋内運動場)について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、基本計画策定業務の進捗状況については、現在、市民アンケート調査や施設利用者へのアンケート調査を実施、また設置方針や考え方など庁内関係部局との調整を図るため、第1回幹事会また学識経験者などの外部有識者を含み構成される第1回策定委員会を開催し、情報及び意見等の収集作業を進めています。今後はアンケートの集計結果を基に、幹事会及び策定委員会の意見を踏まえ基本計画案をまとめてまいります。 小項目2、令和6年度までの計画については、今年度末までには基本計画策定業務を完了し、令和4年度に基本設計・実施設計を行い、令和5年度には建設工事に着手し、令和6年2月供用開始を目指し取り組んでまいります。 最後に小項目3、本市が予定している規模に対して他の市町村ではどこが参考になるかについては、県本島内では浦添市多目的屋内運動場や国頭村にありますかいぎんスタジアム国頭などがございます。 次に御質問、件名9、高速道路について。小項目1、糸満市まで高速道路を延伸できないかについてお答えいたします。糸満市における道路整備事情は、平成29年3月に地域高規格道路である国道331号豊見城・糸満道路が全線供用開始され、中南部西海岸地域の産業拠点と那覇空港、那覇港等へのアクセス性は格段に向上したものと認識しております。しかしながら、広域連携の道路整備が急速に進展する状況において、既成市街地を結ぶ主要幹線道路の整備課題が山積しており、都市計画決定され20年余りも整備が進んでいない県道豊見城糸満線や糸満具志頭線の早期整備を継続して県へ要請している状況であります。以上のことより、那覇空港自動車道小禄道路を含む高規格道路網の完成、または整備の進まない市内主要幹線道路の事業進捗などの諸条件を踏まえた場合、現段階での糸満市への高速道路延伸は考えておりません。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 御質問、件名2、プロ野球キャンプ誘致について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。 小項目1、令和4年千葉ロッテ春季2次キャンプに向けたスポーツキャンプ等受入協力会の設立については、市民のスポーツ参画人口の拡大、競技力向上、経済効果の波及、PR効果を目的に、経済及びスポーツ団体等の承認を得て去る11月29日に設立しました。 小項目2、5月20日のウェブ会議後の千葉ロッテとの話合い回数及び内容については、7月26日に西崎球場において対面での意見交換が1回、10月4日にウェブ会議で1回、担当者同士によるメールや電話のやり取りで話合いを進めてまいりました。また内容については2次キャンプ受入れに向けた本市の整備計画、市内事業者の積極的な利用促進、受入れ協力会の設立、千葉ロッテマリーンズ球団からはキャンプ中の費用負担及び各種交流事業の実施等に関する取組や役割分担について話合いが行われました。 小項目3、千葉ロッテといつ頃協定を結ぶ予定かについては、本市の地域経済の活性化やスポーツ文化の振興、青少年の健全育成、千葉ロッテマリーンズの選手育成機能の強化に寄与する目的で、去る11月10日に協定を締結しております。 次に御質問、件名4、ふるさと納税について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、企業版ふるさと納税について。ア、いつから開始するかについては、9月9日付で内閣府に提出しました第62回地域再生計画が11月26日付で認定されたことから、企業版ふるさと納税を受け入れる準備に向けて今議会の補正予算で議決頂いております。 次にイ、企業版ふるさと納税をどのようにPRするかについては、本制度の周知を図るため本市のホームページ及び関係部署への周知を図るとともに、寄附を行う代償として地方公共団体が寄附を行った法人に経済的利益を供与することは禁止されていることに配慮しつつ、関係部署における関連する企業への声かけや市長によるトップセールスなど、寄附企業の確保に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。 小項目2、ふるさと応援寄附金制度の理念については、ふるさとや地方公共団体の様々な取組を応援する気持ちを形にする仕組みとして、平成20年度税制改正によって創設されております。納税者一人一人の貢献が地方を変え、そしてよりよい未来を創り、地域に活力が生まれることなどが期待されております。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 御質問、件名5、ヤングケアラーについて。小項目1、教育委員会は児童生徒に聞き取りしましたかについてお答えいたします。 教育委員会では、沖縄大学人文学部福祉文化学科名城健二教授と協力し、糸満市ヤングケアラー調査を11月15日から11月26日にかけて、小学校5年生、6年生及び中学生を対象にタブレットを利用し実施しております。 ◎福祉部長(金城満) 件名5、ヤングケアラーについて。小項目2及び3についてお答えします。 小項目2、ヤングケアラーの主な要因については、家庭環境等により家族に代わって家事や家族の世話などを日常的に行わねばならないことが要因とされております。 小項目3、ヤングケアラー支援条例の制定を提言については、全国の自治体のうち埼玉県や三重県名張市など4自治体においてケアラー支援に関する条例が制定されております。沖縄県においては、令和4年度から始まる新たな子供の貧困対策計画の重点施策にヤングケアラー支援が盛り込まれるものと承知しております。なお、本市においては、教育委員会の調査及び分析結果から実態の把握、課題の整理に努め、令和4年度に予定している第2期糸満市子ども・子育て支援事業計画の中間年見直しの際に、ヤングケアラーに関する必要な施策を検討してまいります。その上で施策としての条例制定の必要性についても調査・研究してまいります。 ◎経済部長(兼城浩康) 御質問、件名6、軽石について。小項目1、軽石による本市への経済的影響についてお答えします。 漁業による影響については糸満漁協に確認したところ、経済的な被害金額の算出は出ておりませんが、軽石被害により11月末時点で糸満漁協所属漁船の約8割が出漁を自粛しているとのことです。また水揚げ量の減少による魚価の上昇で水産物を購入する仲買人、飲食関係者、関係事業者等への経済的影響が出ていると認識しております。 ◎市民健康部長(島根辰也) 御質問、件名6、軽石について。小項目2、軽石の処理は県とどのように調整しているかについてお答えいたします。 沖縄県においては処分場などに軽石の引受けを依頼する一方で、12月8日まで軽石の利活用のアイデアを一般から募集したとのことです。軽石の処理については、処分方法や利活用など県の方針が定まり次第対応していくこととなります。 次に御質問、件名8、コロナワクチンについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、ワクチンの接種率については、12月13日時点の市民全年代を対象とした場合は、1回目接種率が66.7%、2回目接種率が65%となっております。また12月11日時点の県内の全年代を対象とした接種率は、1回目接種率が68.3%、2回目接種率が67.1%となっております。 次に小項目2、副反応の問合せがあったかについては、市のコールセンターへ問合せがございます。発熱やアナフィラキシーの症状など問合せがあった場合は、保健師により厚生労働省が発信している情報を基に説明を行っております。また医学的知見を必要とする専門的な問合せについては、沖縄県新型コロナウイルスワクチン専門相談コールセンターへ御案内を行っております。 次に小項目3、現在ワクチン接種はどのように行っているかについては、12月18日をもって、1、2回目接種の集団接種を終了いたしますが、その後、接種を希望する方についてはコールセンターで予約を受け付けて、医療機関と調整し接種を案内しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 件名1ですが、地域の方からの話ですと、自転車に乗っている子供たちが転倒したとか、夜歩いているときに転びそうになるなど危険なので早く整備してほしいという声がありました。再度聞きます。当局としては危険性を感じていませんでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現場を何度か確認しております。特に表面の舗装状況が悪いということ。それと議員がおっしゃるように凹凸が結構見受けられることを認識しております。御指摘のとおり住民等からも、我々も随時道路管理にはパトロール等を行っている状況でございますが、そういう住民からの要望がございましたら、指摘があった箇所については修繕等に努めてまいります。 ◆2番(玉城哲郎議員) 先ほど答弁にもありましたが、部分的に修繕をしていくと、整備するまでの間。具体的に部分的に修繕というのはどういうやり方ですか、教えてください。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、道路舗装面に大分破損等が見受けられるということで、部分部分に例えば陥没とかですね。そういった凹凸が見えるところを平たんにしたりとかですね、そういったパッチング等の舗装をしていきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 昨日も私現場を見に行きました。まだ凹凸が多いですので、そういった修繕は早めにやってほしいです。平成27年に自治会から要望があったとありますが、要望の内容というのはどういった内容でしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 手元に陳情書等、要望書等を持ってはいないんですが、内容的には道路の現状が大分老朽化が著しいということと早めの整備、それについて自治会としても同意、取得には協力していくという内容だったと記憶にございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) じゃあ記憶の中で、覚えている範囲で構いませんので、そのときどういった内容の回答でしたか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 私も直接概略設計を行ってですね、説明会等に参加しておりませんが、現況について車の往来が厳しい箇所、ほとんど厳しいと。箇所によっては交互交通ができる場所もありますが、道路の破損等も結構あるということ。早めの整備、要請ということというふうにはお聞きしております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 道路整備するに当たって県からはどういった補助メニューがありますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在糸満市のほうで道路整備として活用しております補助事業は沖縄県振興公共投資交付金事業と社会資本整備総合交付金事業とがあり、市道阿波根橋口線の場合には社会資本整備総合交付金事業の中のパッケージ11というものの、地域住民の安全性利便性を確保する道路整備に該当するものと考えております。補助率につきましては国庫80%補助でございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今までの経験というか参考にした場合、この阿波根橋口線、私が言っている593番地から県道82号線までの道路なんですが、もし整備をするとなりましたら大体金額というのは今分かりますでしょうか、概算でも。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 平成20……。すみません。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時13分)                              (再開宣告午後4時14分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 平成28年度に概略設計を行っております。手元に資料を持っていませんので後ほど報告いたします。 ◆2番(玉城哲郎議員) それではこの道路整備、来年度もしくは再来年度とかには計画は立てられそうでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、現在6路線を継続事業として抱えておりまして、その路線を完了させて令和5年度以降に事業採択を目指して自治会のほうとも協力して同意率を上げていきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、早期に整備できるようお願いいたします。一旦休憩。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時15分)                              (再開宣告午後4時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆2番(玉城哲郎議員) それでは件名2ですが、スポーツキャンプ等受入協力会というのは、スポーツキャンプだけですか。ほかにもありますでしょうか。等というのは一体どういったものが含まれていますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 スポーツキャンプ等というのはですね、誘客につながる国内外のスポーツ大会、あとトップアスリート等の講演会、スポーツ教室など幅広く考えているところでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) スポーツ等受入協力会の役割というのはどういった内容でしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 協力会の役割についてですが、まず取り組む事業としてはスポーツキャンプ等の誘致のためのプロモーション活動、トップセールス、受入れに関わる情報の収集及び発信、あとキャンプ時の市民との交流の機会の創出、関係機関及び関係団体との連携等を想定しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) スポーツキャンプ等受入協力会の構成を教えてください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 受入協力会ですね、その構成団体については、まず糸満市、糸満市教育委員会、糸満市議会、糸満市経済団体協議会、糸満市商工会、糸満市観光協会、糸満市体育協会、糸満市サッカー協会、糸満市野球協会等のスポーツ団体、糸満市社会福祉協議会等を含めた17団体で構成しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 11月29日に設立されて、それから千葉ロッテマリーンズの2次キャンプを受け入れるために話し合われましたでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 11月29日に設立総会を行いまして、その時に事業計画、あと各種団体の業務の割り振り等、その辺の説明は行っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今後このスポーツキャンプ等受入協力会にどういった経済的効果が見込まれますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 これまで本市にはサッカーのプロチームのキャンプ等、あるいはアマチュアスポーツのキャンプ等多く受け入れてきましたが、経済効果、波及効果が少なかったこともあって今回スポーツキャンプ等受入協力会を設立しております。その中で、今後市内の経済効果が出るような取組、宿泊だとか、あと市内の飲食事業所の利用等を含めて経済効果が出るように取り組んでいきたいという趣旨で設立しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) それでは千葉ロッテとの協定の内容を教えてください。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 千葉ロッテとの協定については、まず11月10日に締結しております。目的についてはですね、まず2次キャンプに向けて相互に協力すること。そして糸満市の経済活性化やスポーツ文化の振興、青少年の健全育成、選手育成の強化に寄与することを目的に協力会を設立しております。その主な取組として、まず先ほども説明しましたが、市内の事業者を積極的に、宿泊あるいは飲食業を含めて市内の事業者を積極的に利用してもらうというものと、あと千葉ロッテと市の役割分担ですね、主な役割分担も決めております。内容については大体主なものとしては以上でございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) では、この協定というのは期限は決められていますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 協定の有効期限でありますが、令和3年11月10日から3年間となっております。 ◆2番(玉城哲郎議員) この3年間というのはどういった意味なんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 まず、令和4年2月に千葉ロッテの2次キャンプが行われますけれども、今後もキャンプを続けてもらうためには球場の整備等多額の費用を要していることから、経済効果も含めてその観点から3年間を条件に期間を設定させていただいております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 先ほどの協定内容からいきますと、来年の2月、千葉ロッテ、宿泊はじゃあ糸満市で行われるという認識でよろしいでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 次年度の宿泊については那覇市となっております。それは宿泊についても1年以上前から予約しないといけないということで、まず1年前というと、まだ糸満市というふうに決まっておりませんので、そのときに那覇市ということで予約したということでございます。ぜひ、再来年以降ですね、そこについてはぜひ糸満市に宿泊するよう協力をお願いしていきたいと考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そうですね。やっぱり糸満に泊まってもらわないと、糸満の飲食店とか、そういった企業にプロ野球の選手がお金を落としてくれないといけないので、その関係でまたマスコミやファンとかもまたいっぱい来ると思いますので、やっぱり糸満市に泊まっていただければ、それこそ経済効果、そして青少年の育成、健全的な育成につながっていくと思っております。その中で来年の2月のキャンプのときに、どういった市民との交流というのを考えていますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 今、完全に決まっているわけではございませんが、想定している市民交流としては、学校及び福祉施設の訪問、野球教室、地域行事への参加とファンとの集い等を今想定しているところでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今回の2次キャンプの日程としては5日間で、この5日間で交流というのは可能なんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 先ほど想定で交流事業を申し上げましたけれども、今回キャンプ5日間という短い期間ですので、できればその中から幾つか交流はしていければというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、まず2次キャンプを成功させて、次は1次キャンプに向けて取り組んで頂ければなと思っております。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時24分)                              (再開宣告午後4時25分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆2番(玉城哲郎議員) 件名3の基本計画策定業務の中で策定委員会の外部の委員がいるとおっしゃっておりましたが、できればその方を教えていただけませんでしょうか。どういった方なのか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 外部委員につきましては、学識経験者2名、スポーツや観光または福祉に精通した関係団体から代表としまして7名に、市職員を含めた13名の委員で構成しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) この有識者が外部委員として選ばれたのは何でですか。
    ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 委員の選定につきましてはスポーツ健康学や観光、またイベント等に精通した学識経験者や市内のスポーツ、また商工、こども園等の方々から様々な意見を取り入れ計画に反映していきたいということを考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そういった幹事会の中で、もうそろそろ今年度中にはこの策定業務が終わるとおっしゃっておりましたが、おおよそもう場所というのは決まっていますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現段階では3案ほどございまして、先ほども答弁しましたが、市民アンケート、利用者等アンケートを踏まえて位置については決めていきたいというふうに、その策定委員会での意見も踏まえて定めていきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 小項目3での答弁の中で浦添市や国頭村を参考にするとおっしゃっておりましたが、大体3,000平米ぐらいですか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 基本計画の段階ではございますが、規模にしまして2,500平米から3,000平米程度、また建設費につきましては約10億円を見込んでいるということでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) そうなった場合3,000平米で、大体高さはどれぐらいになりますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 他市町村の施設を確認したところ、通常20メートル前後で屋根の構造により違いはございますが、今後本市としましては来年度発注いたします基本設計の中で、屋根の構造等を踏まえて高さを決めていきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 浦添市や国頭村とか参考にするのもいいんですが、各市町村によっては条件というか環境は違いますので、そういった中でこれからの策定業務、計画を立てる上で糸満市にしかない独自のそういった建造物、建物を考えていますでしょうか。 ◎建設部長(大城拡) 再質問にお答えいたします。 現在、基本業務策定ということでございますので、来年度基本設計の中においてですね、施設の構造、また利用の在り方とかそういったものを検討していきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そういった建設部長からの答弁があったこの雨天ドームの建設計画を大体6年で5年に着手、そこで企画開発部長、そういった雨天ドームの建設に関しても千葉ロッテとはそういった連絡のやり取りはやっていますでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 ただいまの御質問は雨天ドームについて球団とやり取りをしているかという御質問ですが、ただ、今、雨天ドームにつきましては補助を頂いて基本設計を行っています。今後は建設部長から説明のあったように基本設計、実施設計、あるいは工事と移っていくわけなんですが、当然ロッテ球団のほうには補助を活用しながらしか糸満市は整備できませんよと、そのように申し上げております。あとスケジュールについても、その辺で建設部長がおっしゃったスケジュールで補助を活用して整備していきたいというふうには調整をしております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、早期に建設していただいて1次キャンプを誘致できるようやっていきたいなと思っていますのでお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時31分)                              (再開宣告午後4時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆2番(玉城哲郎議員) 件名4ですが、企業版ふるさと納税というのは金額はどれぐらいから受入れなんでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 企業版ふるさと納税につきましては最低10万円ということでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 当然、企業版ふるさと納税で本市にふるさと納税をやることによって、糸満市からその企業に対してPRというか、何というんですか、やってくれましたということを何か広告などに載せることができるのでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 先ほど国のほうから再生計画の承認が下りたという御説明をしましたが、ただ企業が寄附してですね、広告、糸満市に対してそういう事業の目的で寄附したという広告についてもですね、少し職員とも調整しながら検討させていただきたいと思います。 ◆2番(玉城哲郎議員) ただ広報に載せるのは別に問題はないと思うんですがどうですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) そうですね、考え方としては企業が糸満市の課題に対して、課題解決に向けて寄附したということでありますので、その辺は協力してもらったということで公表はしていきたいとは考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) それではメールマガジンですが、メールマガジンは去年はやりましたでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 去年もメールマガジンは配信しております。 ◆2番(玉城哲郎議員) その中でメールマガジンの登録者数は増えましたでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 去年の実績で申し上げますと、まず配信件数が去年は308件、今年は11月19日と12月10日に配信しておりますが、まず11月19日が1,793件、12月10日が1,687件、大分増えている状況でございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) この増えた主な要因というのは何ですか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時34分)                              (再開宣告午後4時35分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 前年の実績より大分寄附額も増えて寄附者も増えております。それに伴って今回配信したメールマガジンも増えたということでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今後ですね、企業版ふるさと納税についてですが、先ほどの話に戻りますけれども。市長が市外、県外に出向き、そうやって企業とかに売り込みというか営業みたいなことはやっていくのでしょうか。やったほうがいいと思いますがどうでしょうか。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 再質問にお答えいたします。 企業版ふるさと納税というのは、やはりトップセールスというのは非常に大事だと思っていますので、県外に出張に行く機会があれば、ぜひその辺、目ぼしいというか、寄附できそうな企業に対しては要請を行っていきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、ふるさと応援寄附金というのは地方交付税に影響されない、より自由度の高い予算であります。その上また法人のほうからも税収アップが見込まれ、また雇用も増えていく。本当にいいことがどんどん続いていくような制度だと思っていますので、今後とも市長自らまた出向いて、どんどんふるさと応援寄附金を増やしていただければなと思っております。よろしくお願いします。休憩お願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時36分)                              (再開宣告午後4時37分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 先ほどの企画開発部長の答弁で訂正があります。 ◎企画開発部長(徳元弘明) 先ほど哲郎議員の雨天ドームの質問に対して、質問が雨天ドームとなっていましたので「雨天ドーム」と答えましたけれども、「屋内運動場」に訂正させていただきたいと思います。 ◆2番(玉城哲郎議員) それではヤングケアラーについてですが、小項目1、11月で調査を実施したとのことでしたが、その調査結果がまとめられていればその概要をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時38分)                              (再開宣告午後4時39分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えします。 ヤングケアラーの調査結果の概要という質問ですね。少し長くなりますけれども、対象人員が3,497名中3,160件の回答、約90.4%です。糸満市ヤングケアラー調査結果に関しては現在沖縄大学の名城健二教授に分析をお願いしているところです。今後詳細な分析が必要でありますが、幾つか途中分析としてお伝えします。①家族の中でお世話をしている人はいますかの問いに対して、いるが14.3%、7人に1人となっております。これは国の調査では中学生5.7%、17人に1人、高校生4.1%、24人に1人に比べると多いことが分かります。②ヤングケアラーに当てはまると思いますかとの問いでは、当てはまる3.1%、分からない17.3%。国の調査では、当てはまる、中学生1.8%、高校生2.3%、分からない16.3%であることを考えると多いことが分かります。③お世話を必要としている家族のことやお世話の悩みを誰かに相談したことはありますかの問いに、ないが84.1%。④お世話を必要としている方、世話をしている人は、これは複数回答で母親34.3%、父親23%で合わせて57.3%。祖父母は25.5%、兄弟57.9%となっております。以上が途中分析の結果です。ヤングケアラーは表面化しにくい構造となっております。そのことから、支援を必要とするに当たってその実態の把握をすることが重要だと考えております。今後調査結果を踏まえ、今後の支援に向けた方法、課題などを検討していくことが重要だと考えております。今後沖縄大学の名城健二教授に詳細な分析をお願いし、分析結果を踏まえ、福祉部と教育委員会が連携し対応を協議していく予定です。なお、国の数字なんですけれども、これの検査の方法、現在糸満市の検査はですね、直に先生方が一問一問説明しながら、小学生が理解できるようにやっているので、国のパーセンテージよりも糸満市は高くなっているんですけれども、単純に比較ということはできないんじゃないかなという予想も持っております。以上です。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今の教育委員会からの調査の結果で糸満市、当局としてはどう思いますでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 今、単純集計の結果が報告されたと思っておりますけれども、1つは子供たちがまずヤングケアラー、そういうものの認知をしているかというところで、まだ認知度が低いのではないかというところが考えられます。それから相談する場所、相手、誰に相談できますかというところで、相談があまりできないというところですから、そういった相談の場所が必要だというふうに理解できるものだと思っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そうなった場合、児童生徒のために糸満市は相談の窓口というのもこれから設置は可能なんでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 現在こども未来課において子ども家庭総合支援拠点というものを置いております。また併せて市民健康部においては子育て世代包括支援センターというものを設置しております。ここを中心に、また関係機関と連携を図りながら、居場所等の情報、あるいは学校が行っている調査等の情報を踏まえて、実態を把握していきながら支援につなげていくことは現時点でも行っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 糸満市だけではなく、国がもし開設している相談のフリーダイヤルとかがあれば、そういったのも周知してもいいのかなと思うんですが、どうでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 議員御指摘のとおりフリーダイヤルで189(いちはやく)というものがございます。189番にかければつながるものでございます。市としても、11月の児童虐待防止月間において、この市役所のロビーで啓発するとともに、虐待に対する情報であったり認知であったり、そういうのも含めて周知したところです。現在、公用車にステッカーを貼って公用車が走っている間ずっとこの189(いちはやく)の周知が届くような取組を行っております。併せて子どもを虐待から守る条例もありますので、その成立後には、また関係機関への周知も高めていきたいと思っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) このヤングケアラーの支援条例の制定に向けて、県の動向もあると思いますが、実際に先進地に出向いて勉強、調査などをやる考えはないでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 今現在ニーズの把握、あるいは課題の整理というのがまず行うべき作業になるとは思います。その上で施策を検討してまいりますが、現在、子ども・子育て支援事業計画というのが市にはございます。そこに計上していくことによって、施策の実効性を担保できると考えておりますので、それでまだ足りないのか、そういったところを踏まえながら条例の整備は考えていきたいと思っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 先ほども部長の答弁もありましたが、やはり自分がヤングケアラーという自覚がないという子も中にはいるのでしょうか。もう一度お聞かせください。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 先ほど教育長のほうで答弁があったと思いますけれども、ヤングケアラーに当てはまると思いますかという問いがあったようです。それに、分からないと答えたのが17.3%程度いたということでございますので、まだ認知度は高いものではないと考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そうですね、ヤングケアラーと一概に結構幅広いものがありますが、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子供のことがそうですが、いろいろある中で先ほどもおっしゃったようにDVとかもヤングケアラーにつながっていく場合もあるのでしょうか。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 DVであったり貧困というのは相対的には関係があるものとは思われます。強制的に労働させたり、看護をさせたりするということも考えられますが、実態というのはまだ把握しておりません。 ◆2番(玉城哲郎議員) 先ほども教育委員会でのアンケートの中でもあったように、祖父母の介護をしているというアンケートの答えもありましたが、福祉としてはデイサービスやホームとかに入れきれないのでしょうか、そういった子たちのために、祖父母を。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時50分)                              (再開宣告午後4時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎福祉部長(金城満) 再質問にお答えします。 その個別ケースにおいて必要な支援は変わってまいると思いますし、費用負担の問題も生じます。それぞれの一つ一つのケースを把握して、相談を行った上で必要な支援につなげてまいりたいと考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、早く条例の制定をしていただいてヤングケアラーを減らしていただきたいなと思っております。 次に軽石の件ですが、市としましては、たしか先ほど悟議員からも質問があったと思うんですが、200万円の補助支援をしたということで再度確認ですが、それでよろしいですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回目標金額を200万円としております。ただ、この金額を超えた場合にはそれ以上の支援ができるのではないかというふうに。金額の調整は事務手数料等いろいろありますので、その辺を引き算した金額とかで、また支援に追加支援等を考えていきたいと思っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) すみません、もう一度お聞きしますが、漁業組合を通して漁業者へ支援するという。そういった認識でよろしいでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) はい。そのとおりでございます。 ◆2番(玉城哲郎議員) その中でですね、この漁業者というのはどういった使い道があるんですか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回被害に遭った対策として支援するということで、中身のほうは正式に細かく決まっておりません。これから漁協、そして漁業従事者と協議をしまして、その使い道についてですね、一番有効なものという形で漁協として支援をしていくというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) そうですね、ぜひ制限とか縛りをつけなければ、より漁業者に有意義な支援になっていくんじゃないかなと思っておりますが、それ以外に仲買人や飲食店で刺身が出せないという声もあったりもしますが、そういった飲食店や刺身屋とかに対しても何か支援というのは今後考えていくのでしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今回、国、県への要請の中でですね、そういった関係者、団体のほうにも支援という形を要請をしております。国、県からまだそういった内容についてはお答えを頂いておりませんが、そういったものを聞きながら、市独自でまた何ができるのか今後考えていきたいと思っております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 市外の人たちは、糸満市の刺身はやはり特別おいしいという声をよく聞きます。そういった市外の方たちのためにも刺身を早く届けてあげたいなと思いますので、実際問題この軽石の処理というのは一般の方が受け入れても、自分の農地に置いてもいいよという声もあるんですが、そういったのも可能でしょうか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 今の質問の中に農地というところがございましたので私のほうで答弁いたしますが、県の農林水産部におきましては11月26日に農地利用については推奨しないというコメントを出しております。その理由としては、十分な除塩ができない可能性があるということで生育の障害等懸念がされるということが理由になっております。また除去した軽石を屋外などに野積みすると、塩類が抜け出て土壌に悪影響を及ぼす可能性があるということもコメントしておりますので、そういったことに対してはちょっと注意が必要ではないかと考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 今、140隻のうち約8割が漁業を停止している状態で、この再開のめどというのは何か聞いていますでしょうか、めどが立っているのか。 ◎経済部長(兼城浩康) 再質問にお答えをいたします。 先ほど金城悟議員の答弁にもございましたが、修理がこの水のくみ上げの装置の改修工事、これが約3割程度の漁船がもう行ってきていると。そういった方々は既に漁に出られていると。あとは現状の軽石の状況を見ながら漁に出ている漁船もあるということは聞いております。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、早く再開していただければなと思っております。 件名7、子供議会開催なんですが、令和4年度、来年度を予定していると答弁でありましたが、何人ぐらいの、中学生なのか小学生なのか分からないんですが、何人ぐらいを想定していますでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 今現在、実施を5月、6月頃からスタートさせようというふうに考えております。いきなりこの子供議会というふうな形で集めるのではなくて、段階的に研修を踏まえて、糸満市の総合計画とかそういうのを事前に子供たちにレクチャーしながら、議会の仕組みとかそういうのを教えながら、最終的に10月頃開催するような形で今計画をしております。その中で各学校長とも話合いをしながら、想定は中学生を考えているんですが、今6校ありますが、その6校の中で実際に何名を出したほうがいいのかという形で論議しながら、これからまた決定していきたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) 21名でいいと思うんですがどうですか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 意見としては承りました。その辺でいろんな関係者とまた協議しながら決定していきたいと思います。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、子供議会の開催に当たって先ほども言いましたが、傍聴なり実際インターネット中継を見たりというのも、そういったもので慣らしながら子供議会開催に向けてやってもいいんじゃないかなとは思うんですがどうでしょうか。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど教育長の答弁にありましたとおり、実際に教育的効果もまた期待できるというふうに考えております。直接議場に来てというふうな形のものもございますし、ここのネット中継をGIGAスクールのパソコンを利用しながらというのもございます。ただ、先ほど教育長の答弁にもあったように、実際に授業で取り入れるかというふうな形とか。そういった参加させるかというのは各学校の判断になりますので、そういったものも含めて校長連絡協議会という場で校長先生方に子供議会の意義、目的等も理解させながら、そういった周知をして協力していただくような体制をつくりたいというふうに考えております。 ◆2番(玉城哲郎議員) その会議の中で我々議員がレクチャーするということも考えられますでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時59分)                              (再開宣告午後4時59分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(與那覇正樹) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁で述べさせていただきましたが、研修の段階的な計画というふうなものがございます。もし、議員の皆様にというよりは、ぜひ御協力を頂きたいんですが、そういったレクチャーも子供たちにしていただくような形で、こちらでリハーサル等も、やり方等も教えることができたらもう本当に助かりますし、実際に生きた教材になりますのでぜひ御協力をよろしくお願いいたします。 ◆2番(玉城哲郎議員) ぜひですね、私はやりますので。ぜひそういったものもよろしくお願いいたします。本当に成功していただくように、また雨天ドームを建設してプロ野球キャンプ、1次キャンプに向けて、本当に市当局、教育委員会、そして各担当部署の皆さん方の協力でこの糸満市をより発展、より活性化させていきましょう。そしてまたヤングケアラーをどんどん減らしていき住みよい糸満市にしていきたいと思いますので、以上で私の一般質問を終わりたいと思います。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後5時00分)...